カテゴリー「雑記」の記事

2017年9月21日 (木)

歌姫庭園14

ちょっと更新の間があいてしまい申し訳ありません。なんやかやでちゃんとした記事の執筆って二ヶ月ぶりぐらいですか。とりあえず生きてます。9月に入ってからちょっと身辺のいろいろなことがバタバタしはじめて、時間的にも精神的にもあんまりブログ書いてる余裕が無くなっちゃったんですが、前々から予告していた通り今週土曜日・9月23日の「歌姫庭園14」内「シンデレラメモリーズ13」に出展します。直前の告知になってしまいゴメンナサイ…。スペース「レ09」・「アルファコルセ」にてお待ちしております。当日販売するもののお品書きは下記画像の通りです。

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既刊は前回 (25/6) の歌姫庭園13に持ち込んだものです。アクリルスタンドは、今年の5月から8月にかけてライブツアー形式で全国をまわっていた「シンデレラガールズ」5thライブの全行程終了を記念して描いた絵をスタンド化したものですが、サイズがちいさすぎたのとぼく自身の塗り方の問題? によって、だいぶ細部がつぶれてしまっています。製品化の予告は前々からしてあったのですが、もし楽しみにしていた方がいらっしゃったらたいへん申し訳ありません。幸か不幸か、今回はグッズ制作のテストケースということで数はかなり少いので、サークルへのダメージはそこまで大きくならず済んだのですが…。一時かなり真剣に発売中止を考えましたが、とりあえずこの値段で置いておきますので、多少出来がわるくても欲しいという心優しいお方は300円を置いて持ち帰ってあげてください。

前回の歌姫庭園13ではけっきょく具体的な予告記事をブログに上げず終ってしまったので、遅ればせながらここで新刊のポスターみたいなものを下に掲載します。

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前回イベントに合わせて製作したため日付などが古いですが…。ストーリーのある漫画本とちがって、イラスト集はなかなか抜粋サンプルを作りづらいので、苦心のすえ考えだしたのがこういうスタイルのポスター。すこしでも想像力とか購買意欲を掻き立てられているといいのですが。基本的には今年のはじめから5月~6月頃までにこつこつ描き溜めたイラストの集まりです。そのあとまた絵柄がちょっと変わったので、ぼくの最新の絵 (Twitterとかでたまに投稿している) とはすこし違う感じですね。よくいえば試行錯誤感、わるく言えば絵柄が不安定?

本のタイトルはデヴィッド・シルヴィアンのベストアルバムから。一九八二年にソロでのシンガーソングライター (彼はどっちかというと「詩人」「表現者」みたいな肩書のほうが千倍似合うと思うけれど、世間的にはシンガーソングライターということになるのかな) 活動をはじめたシルヴィアンの、二〇一二年時点までの集大成となるアルバム、これ一枚 (二枚組だけど) 持っていればだいたいシルヴィアンは語れるだろう、という感じの作品なので皆さんもぜひ買いましょう。八二年以前の曲もちょっとだけ入っていてお買い得です。ぼくの絵はいろいろな人やモノ、作品からちょっとずつ様々な影響を受けた上に成り立っていると自分では考えているんだけど、多分そのなかの割とおおきい部分にシルヴィアンの楽曲が入っているんではないかと思います。

今後の予定ですが、今やすっかり長いつきあいになった各々氏の「上海娘々賽車隊」とのジョイントで、冬のコミックマーケットに出す新刊の計画が進行中です (当落発表は16/10ですが、当選いかんにかかわらず出したい)。それ以降、2018年度のプランは正直白紙ですが、18年6月3日開催のCute St@r Festival内、第二回緒方智絵里オンリーイベントに、アルファコルセとしては二冊目の新刊をできれば投入したい (参加の都合がつけば…)。今後ともよろしくお願いします。

2017年7月27日 (木)

いちおう生きてます

とはいっても特にブログに書くほどのネタが無いのですよ (レーシングカーネタで二三本あるにはあるけど、リサーチとか資料作りに時間かかるのでテンション高くないと着手できない)。前記事でも言及しましたが、夏コミは落ちました。スケジュール的にも六月の新刊をつくりつつ夏コミ向けに何か、というのはきびしかったし、四月から断続的に体調をわるくしていた関係でどのみち夏コミ用の新刊は無理だったので、後知恵で言えばちょうど良かった、というか。冬に受かってたらこんどこそ何か作りたいとは思います (智絵里関連になるかは未定)。とりあえず、来る九月二十三日 (土・祝) におなじみ東京ビッグサイトで歌姫庭園が開催されるのですが、出ようかどうか検討中です。新刊は出せないにしても、何かグッズを用意して持っていければいいなぁと。   
   
そうそう、Twitterアカウントを分離しました。今後イラスト関連のつぶやき (+レース関係も一部こっちで共有します。布教活動用) は「@MsianChieriP」で行うことにします。とはいっても思いつきで作った (分けた) ので、運用状況を見て気まぐれで再統合するかもしれません。全ては気まぐれ。マレーシア人てのはそんなもんです。

2017年6月27日 (火)

歌姫庭園13お疲れ様でしたetc

いろいろ用事があってうかうかしていたら歌姫庭園が終ってしまいました。改めてブログに記事書こうかなと思っていましたが、けっきょくツイッターの方で告知しただけになってしまいまして、ここを見てくださっていた方がいたら申し訳ありません。ル・マンの後の虚脱感とか疲労感が大きく影響していたような気がします。いま思えばトヨタのあの広告は何だったんでしょうかね、いや方向性としてはああいう暑苦しいのは大好きなんだけど…。   
   
当日わが「アルファコルセ」の配置は「シ32」スペース、誰かがツイッターで「C32B」(初代ホンダNSX後期型用の3.2L V6エンジン。JGTC用は途中から3.5Lに排気量アップされ「C32B改」などと呼ばれていたはず?) と見間違えた、なんて言っていましたね。この日は東京全体が朝から雨模様で、そういえばアルファコルセのDTMデビュー戦となった1993年ゾルダーもウェットレースだったなぁ…などと思い出に浸っていましたが、じつは当日の搬入がけっこう時間ギリギリになってしまい、これからの戦いに思いを馳せる時間が正直あんまりありませんでした。この日はウェットコンディションだったことに加え、前の記事で言及したとおりシンデレラガールズのライブに日程が重なっていて (そのためスタート時間も通常より30分繰り上がっていた)、苦しいレースが予想されていましたが、まだスタート前の時点ではどんなレースになるか予想もつきませんでした。   
   
イベントは10時30分に定刻通りのスタート。自分のチームとして単独でこの手のオタク・イベントの実戦に参加するのは初だったので否応無しにテンションが上がる。当日は緒方智絵里メインのサークルがたしか四つほど参戦していて、アルファコルセはその一番端にいたのですが (左隣が智絵里サークル、右隣は工藤忍担当Pのサークルでした)、奥の方にいた智絵里サークル二箇所がけっこう大手と思しきところで、結構コンスタントに人が集まってきていました。一方こちらはといえば、アルファコルセもぼくもアイマス系サークル (絵描き) としてはこれがデビューレースなのである意味仕方ないとはいえ、ほぼ誰も来ない。他サークルの智絵里ちゃん作品を見に来た人が流れで買っていく、というパターンがもうすこしあるかなと思っていましたが、予想に反してそういうパターンがあんまり見られませんでした。なんというか知名度の差をまざまざと見せつけられているようで哀しかったですね。レースで言えば、いざスタートしてみたら周りの車がみんな自車より一周あたり3秒か4秒くらい速い中で、とにかく周回を重ねなければいけない悲壮感とでも言いましょうか。とはいえ途中でレースを投げ出してリタイヤしてしまうのもそれはそれでシャクなのと、とにかく一冊でも多くここで捌こうということで、フィニッシュまで自チームのブースにずっと座っていました。   
実は当日「釣り銭用の500円玉を用意しそこねる」という信じられないミスを犯し、一時はレース続行が危ぶまれましたが、幸か不幸かぜんぜん売れなかったので、このトラブルの影響が殆ど無いままレースを終えました。最終的なリザルトは通算で8冊 (この他取り置き分が一冊あるのでトータルでは9冊)。今回うちの本を買っていってくれた9人の方々には心よりのお礼を申し上げたいと思います。   
   
当日は40冊持ち込んでいったのですが、一日で40冊のうち8冊売れたというリザルトが「デビューレースにしてはまぁまぁ普通」の部類なのか、はたまた「全車に150周ぐらい周回遅れにされながら満身創痍で完走した」レベルなのか、こういうイベントに (コミケ以外で) はじめて参戦したぼくには判断がつきかねますが、とにかくむずかしいレースになってしまったなぁ…というのが第一印象でした。1993年にアルファコルセがDTMでデビューを果たしたゾルダーではレース1、レース2とも同チームのニコラ・ラリーニが制し、デビューレースでダブルウィンという快挙を達成していましたが、やはり同人活動では勝手が違ったというか…。とにかく「参戦を決めたレースにまに合うように車 (作品) を用意して、ちゃんとレースに出走して完走する」ことは達成できたけれど、逆に言うとそれだけで終ってしまったという感じです。たとえばほかの智絵里Pとの交流であるとか、リザルト以外にもそういった要素でもあればすこしは救われていたのかもしれませんが、その辺はぼくの対人能力の低さとかが足を引っ張ってしまった形になりますね…。   
   
かえすがえすも厳しいレースとなってしまいましたが、わがブースに足を運んでくださった参加者の皆さんには重ねてお礼を申し上げたいと思います。ぼくとしては、たった一戦でせっかく立ち上げたチームを畳んでしまうのも本意ではないし、とにかくこのレースから学べることは学んで、次の機会につなげたいと思います。将来の参戦予定ですが、じつは夏のコミケには「上海娘々賽車隊」は落選したので、そのときにどこかのサークルに委託として今回の本を預けるか、または9月23日 (土・この週末はメジャーなレース・シリーズのイベントはどれも被っていないようです) におなじみの東京ビッグサイトで開催される歌姫庭園14に参戦するか、どちらかは実現させたいと思っています。後者に参戦する場合は、状況の許す限り何かしら新しいもの (グッズにしろ本にしろ) を作って持っていきたいですね。そして、これはかなり先の話になってしまうのですが、来年2018年の6月3日 (日付的にル・マン公式テストに被っている気がする) に開催される、シンデレラガールズのキュートアイドルオンリーイベント・「キュートスターフェスティバル」内の緒方智絵里オンリー・イベントへの参戦を計画しています。このイベントで二冊目の新刊を出したいと思っています。いまから画力の研鑽をして、今回の新刊は自分の中で折り合いのつかなかった部分もあったので、その辺を確実につぶして、万全の態勢でレースに臨めるようにしたいです。   
   
…全体的に愚痴っぽい記事になってしまってすみません。正直まだちょっと心の整理がついていないのですが、いずれどこかで気持をリセットして、つぎのレースに向けて進んでいきたいと思います。最後になってしまいましたが、当日ぼくのブースで売り子をしてくださった「りょりょ」(@blanchimont_ryo) 氏に感謝します。当日はありがとうございました。   
   
Simacher

2017年5月 1日 (月)

イベント予定などなど

実現するかどうか分らないことばっかりなので今から告知記事書くのも少々気が引けるのですが、とりあえず今後の同人イベントの参加予定だけでも列記しておきます。   
   
まず6月25日 (日/2017年ル・マン24時間レースの翌週です) に、蒲田駅近くの大田区産業プラザにて開催予定の、「歌姫庭園13」というアイドルマスターシリーズの大規模なオンリーイベントがあるのですが、そこに自分のサークルで申し込みました。正確には歌姫庭園13というでかいイベントの中で開催する、アイドルマスター シンデレラガールズのオンリーイベントである「シンデレラメモリーズ12」というイベントに申し込んだと言うべきでしょうか (例えるなら「世界耐久選手権」の中の「GTE-Amクラス」に参戦を申し込んだ、という具合になるのかな)。   
サークル名は「アルファコルセ」ですが、これはぼくがシンデレラガールズでいちばん好きなキャラクターの「緒方智絵里」が四つ葉のクローバー探しを趣味としていることと、アルファロメオのレース部隊 (アルファコルセ) の象徴である四葉のクローバーのマーク* (伊語「Quadrifoglio Verde」=「緑の四葉」) をひっかけたものです。ほかにも「ダーンヴァル・コンニュー」 (借りた納屋に男三人でこもってF1カーを作っちゃうあたりが同人活動の精神とかぶるので良いと思った) とか「ブレシア・コルセ」 (正しくはスクーデリア・ブレシア・コルセ、地元の自動車クラブがレーシングチームを名乗ってタルガ・フローリオなどに参戦していた。こちらも同人活動に通ずるプライベーター精神) とか、深い紺色で有名なエキュリー・エコッセとか、いろいろ候補はあったのですが、けっきょく四葉のクローバーのキャラクター付けを重視した結果この名前に落ち着きました。自分のサークルで申し込んだとは言っても、同人サークルというのは会社やレーシングチームと違って、立上げにあたっての手続きやら何やらがあるわけではないので、もしかしたらアイドルマスター系のイベントへの参戦は今回だけ、ということになるかもしれませんし、もしかしたら十年ぐらいこの名前で活動するかもしれません。例によって予定はすべて未定なので…。   
   
上でも言いましたが、今回はアイマス系のオンリーイベントなので、出す本はモータースポーツ的な要素を排した、純粋なアイドルマスターの同人誌になる予定で、現在のところ前述の緒方智絵里をメインにしたフルカラーのイラスト本を予定しています。上海娘々賽車隊に寄稿していた頃から数えるともう五年ぐらい同人活動を (隅っこの方で) やってきていますが、モータースポーツ要素のない本を作るのはこれが初めてになります。まだ中身も完成していない状態なのでお見せできるものがなく申し訳ないのですが、無事に脱稿できたらあらためて告知します。ル・マンの翌週なので、もしトヨタが優勝するようなことになれば、時間的・体力的な余裕と相談しつつ何か関連グッズをつくっていくかもしれません。   
   
また、同イベントにおいてサークル「LunAria。」主宰「しもつき。」氏がリリース予定の「緒方智絵里お誕生日合同」誌に、頁数未定 (おそらく一頁) ですが寄稿させていただく予定ですので、こちらもよろしくお願いします。合同誌なのでいろんな参加者のいろんな緒方智絵里が見られることでしょう。もともと緒方智絵里を知っている人が買うもよし、これを機に緒方智絵里やアイドルマスター シンデレラガールズそのものに馴染んでいくのもよしと思います。   
   
歌姫庭園13に関しては、当日静岡県 (富士スピードウェイではないようですが) で開催されるアイドルマスター シンデレラガールズのライブと日付が被っていて、午後からの首都圏ライブビューイングに参加する方々の都合にあわせて、イベントの開催時間が三十分繰り上がった午前10:30~午後14:30に変更されていることにご注意ください。サークル配置などが発表されましたら、この記事に加筆するか、あたらしく記事を立てるかして、ちゃんとした形でアナウンスしたいですね。   
   
8月には夏のコミックマーケットがあるのですが、現時点ではまだ当落もわからない (発表は6月9日とのこと) うえに、現在上記の通り原稿を抱え込んでいるので、夏コミ用の新刊が出せるかどうか不透明です (上記二点はほぼ確実に出ますが…)。なるべく努力はしますが、もし万が一ぼくの方からはなにも出せないということになったら、その節は平にご容赦願いたく思います。最悪の事態に備えてここで先回りして謝罪しておきます。   
   
それでは、運が良ければ歌姫庭園13にてお会いしましょう。みなさんのご来場を (願わくば新刊と共に!) お待ちしています。   
   
*アルファロメオが今日に至るまで使用している四葉のクローバーのマークの起源は古く、1923年にアルファロメオのワークス・ドライバーであったイタリア人ウーゴ・シヴォッチがレースにおける幸運を祈願してこのマークを彼のアルファロメオ・RLに描き、そのレースでみごと優勝したことから、以後アルファロメオのレーシングカーには同じ四葉のクローバーをかたどったマークが描かれることになった。   
当初は白い菱形 (四辺形) の中にクローバーの葉が描かれている意匠であったが、この菱形の四つの辺は、当時アルファロメオ・ワークスに所属していた四人の最有力ドライバーであるシヴォッチ、アントニオ・アスカリ、ジュゼッペ・カンパリ、そしてエンヅォ・フェラーリにちなんだものであった。シヴォッチは1923年タルガ・フローリオの数ヶ月後、皮肉にもクローバーのマークを付けずに参加したレースで事故死したため、白い菱形は三角形にあらためられ、今日よく知られているアルファロメオの四葉のクローバー・マークが誕生したのである。   
時代が下るとともに、四葉のクローバーのマークはワークス・チームのレーシングカーのみならず、市販のアルファロメオ車の中で特にハイパフォーマンスを標榜したモデルにも描かれるようになった。現在アルファロメオは表立ったワークス活動を行っていないため、この四つ葉のクローバーのマークを目にすることができるのは、事実上市販のハイパフォーマンスモデルに限られている。

2017年1月 3日 (火)

2016年総括+2017年一発目

新年あけましておめでとうございます、主筆のSimacherです。12月31日まで開催されたコミックマーケット91に参戦したところ、三日間の全日程につきあったことで体力をすべて使い果たし、今日ようやく回復してきたところです。なんか新年記事を元日のうちに書けなくて申し訳ない。おかげさまで冬コミに持ち込んだイラスト集は完売しました、ありがとうございました。

さっそく2016年の総括をやっていきたいと思います。F1はロスベルグがついにチャンピオン獲得…と思ったらいきなり引退してしまいましたね。子供が出来て家庭という存在が彼の意識の中に入り込んできたこととか、F1デビューから十年という節目の年に悲願であったワールド・チャンピオンを獲得したこととか、たぶん彼はひとつの大きな理由があって引退したんではなく、いままでずっと張り詰めていた緊張の糸がふっと切れてしまって、円谷幸吉の遺書ではないけれど「疲れてしまって、もう走れない」と思ってしまったのではないでしょうか。いままでハミルトンとの鍔迫り合いでなかなか勝てず「彼は一対一の決闘では永遠にハミルトンに勝てないのではないか」なんて言われたりもしていただけに、その呪縛を踏み越えていった2017年の彼が楽しみだったのですが、ここは本人の意思を尊重するほかないと思います。ちょうどぼくがF1を見始めた年にデビューしたこともあって、わりと好きなドライバーだったんですがね。今年のF1もベンツ無双状態でしたが、それにしては各レースそこまで退屈にもならず、チャンピオン争いも接戦だったし面白いシーズンだったんじゃないかと思います。
マクラーレンは…うーん。確かにすごく進歩したと思いますが、速くなることによって逆にチーム体制が滅茶苦茶なことが明らかになってしまったというか。いまやあのチームはF1チームとして完全に三流、四流ですね。ホンダもまだまだ勉強不足だと思うけど、もはやエンジンがどうとか車体がどうとかいう問題ではないように思います。当初からジェームス・キーのいるSTRとかと提携できていれば良かったのだろうけど、かつてB.A.Rと組んだ時のように、「その程度のチームしか提携してくれそうなところが無かった」というのが案外実情だったりして。

そしてスポーツカー。今年のスポーツカー耐久レースはいやもう凄まじい一年でした。ル・マンの衝撃的な結末は全世界を混乱のさなかに陥れましたが、ほかのレースもなにしろ最終ラップのさいごの瞬間まで決着のつかなかったレースばかり。数え上げると、デイトナ二十四時間レース (ESMリジェ・ホンダとWTRコルベットが最後のスティントまで秒差の争い)、セブリング十二時間レース (ラスト十五分でESMリジェのデラーニが四位から猛チャージし大逆転優勝)、ニュルブルグリンク二十四時間レース (燃料戦略を見誤り最後に余分な給油をおこなったHTPが最終ラップでブラックファルコンに抜かれ首位陥落)、そしてもはや説明不要のル・マン二十四時間レースと、最終ラップに入ってから勝負のひっくり返ったレースの多いこと多いこと。ほかにもワークス勢がつぎつぎ脱落し満身創痍のアウディが勝ちを手にしたWECスパ、BMWとベントレーの十時間以上にわたる死闘が繰り広げられたスパ=フランコルシャン二十四時間レース、富士のふもとでトヨタが二年ぶりのWEC戦勝利を記録した感動のWEC富士、マイケル・シャンク・レーシングがプロトタイプ・クラス最後のレースで値千金の優勝を記録しデイトナの恨みを晴らしたプチ・ル・マンと、2016年のスポーツカー/GTカー・レースは全体的に見ても「退屈なレースが無い」という、とてもすばらしい一年でした。その一方でアウディのWEC撤退やVWのWRC撤退など、モータースポーツ界をゆるがすニュースもありましたが、個人的にはスポーツカー・レースはまだもうしばらくは今のすばらしい状態のままでいてくれると思いますね。WECに限っても、BMWのGTEクラス参戦やLMP2クラスの隆盛など、あかるい話題には事欠きません。

今年もおそらく活動の主軸は絵描きのほうになると思います。ぼくの絵で、たとえばそれまでスポーツカー・レースを知らなかった層の人が、この人類のすばらしい営みに目を向け、それこそ「ああ、地上にはこんなことをしている人たちもいるのだな」程度にでも、モーター・レーシングのことを知ってくれれば幸いですね。ただ今シーズン、特に夏頃からぼくのほうも何かと忙しくなることが予想されるので、コミックマーケットへの参加を含め、どれだけアクティヴに活動できるかはまだ未知数です。すべてはその時にならないと分らない、というのは典型的なマレーシアン・スタイルですね。予定とは決定するまで未定である。あと今年はもっとこう、レース仲間だけでなくて、たとえば絵師だとか、もっと多角的な交流を持ってみたいですね。しかし肝心のぼくがレースの話しかしないからむずかしいか。
ブログの更新頻度は今年もたぶん低いです。というか基本的に「ブログにちゃんとした文章上げるほどじゃないけど、どっかに記録として残したい」みたいなネタはぜんぶTwitterのほうに投げてるので…。ニッサンの連載は1月中には再開したいところですね。

なんか書くこと思いつかなくなってきたんでこの辺にしときます。今年もゆるく生きましょう。

2017.01.03
Simacher

2016年12月29日 (木)

冬コミ参加情報 (超今更)

なんだかんだ気力が沸かなくて告知がこのタイミングになってしまいましたが、今回の冬コミケもアイドルマスターイラスト本で参加することになりました。十二月三十一日・土曜日 (三日目) 東「マ-09a」、サークル「上海娘々賽車隊」(今回は受かりました) にて、夏に出したものと同じコンセプトの、アイドルマスター シンデレラガールズ×モータースポーツの画集を一冊五百円にて頒布します。夏の時はB5版でしたが、今回フルカラーの画を細部まではっきり見せたいとの意図から、思い切ってA4版に大型化しました。頁数も24頁に増えていますが値段は据え置きなのでお得です。また、お品書き画像にもある通りサークル主宰「各々」氏が執筆している富士グランチャンピオン・レースの年度別レース記録、その1975 (昭50) 年版が併売されます。こちらは一部三百円、挿絵はかねてから懇意にさせていただいている「桐義」氏 (夏にぼくが売り子を務めた「逆さスポイラー」主宰です) によるものです。

当日はお隣 (マ-08b) の「うろとま」氏のサークル「万年テールエンダー」にてアイドルマスター×F1の絵本が、また同サークルにて「りょりょ」氏のアイドルマスター シンデレラガールズ×スカイラインGT-R R33イラスト集が併売される予定です。夏の告知記事で「アイドルマスターのレーシングカー・イラスト本が三冊並ぶという空前にして絶後 (絶後かどうかはわかりませんが空前なのはまちがいない) の状況」という言葉を使いましたが、さっそく第二例ができてしまいましたね。どうしてこうなった。


Menu
さてお品書きの隅に書いてありますが、今回もマレーシア・リンギットによる支払いは (一応) 受け付けます。ただし今回ぼくの手元にリンギット貨の手持ちが無い (前回帰省したときに持ち帰るのをわすれた) ので、お釣りは出せません。50リンギット札で払ったら価格は50リンギットになります。その点ご了承ください。

ぼくの本の表紙ですが、ニッサンGT-R LMニスモの、ル・マン後の2015年夏から秋にかけて、世界耐久選手権のスプリント戦に参戦するべく試験走行を行っていた、ハイダウンフォース仕様のものです。表紙イラストの候補がこの車とモンテヴェルディORE-1B、マクラーレンMP4-31の三者あり、自分では決めきれなかったので民主主義にしたがうことにした (Twitterでアンケートをとった) ところこうなりました。みんなこの車ボロクソに言いますけど本当は好きなんですかね。あと前回が予想以上に早く完売しちゃったので今回思い切って部数増やそうかと思っていたのですが正直増やしすぎました気がします。みんな買いましょう。

2016年11月14日 (月)

先週末

11月5日 (土) に中央大学の学園祭イベントとして開催された声優の高森奈津美さん (「アイドルマスター シンデレラガールズ」前川みく、「ハイスクール・フリート」柳原麻侖、ほか。愛称「なつ姉」「なつさん」) のトークショーに行ってきました。その翌日、11月6日 (日) に、こんどは法政大学の学園祭イベントとして開催された、同じく声優の三上枝織さん (「ゆるゆり」赤座あかり、「進撃の巨人シリーズ」クリスタ・レンズ、ほか。愛称「みかしー」) と大空直美さん (「アイドルマスター シンデレラガールズ」緒方智絵里、「いなり、こんこん、恋いろは。」伏見いなり、ほか。愛称「そらそら」) のトークショーにも行ってきたので、観測史上類を見ない、ひじょうにオタク濃度の高い週末を過ごしておりました。筆が遅いので記事になるのはこのタイミングです。

前者のイベントはぼくの友人であり、なつ姉の大ファンでおられる某氏からお誘いいただいたもので、後者はぼくがツイッターか何かで告知を見つけて自分で応募したら当選していたというもの (なつ姉ファンの某氏も当選したので二人で見に行くことに)。高森奈津美さんは現在「高森奈津美のP!ットインラジオ」という、2015年10月からやっている自動車ネタ中心の映像付きネットラジオ番組を持っていて、そもそもぼくがなつ姉を知ったのは、件の某氏がこのラジオを放送開始前からぼくにしつこくすすめて来たからだったと記憶しています。実はそれまでぼくはいわゆる「中の人」事情にまったく首を突っ込んだことがなく、なつ姉が前川みくの担当声優だったという事実もここらへんではじめて気付いたはず。そういう意味では、この熱狂的なつ姉ファンの某氏は、ぼくのオタクとしての人格形成にけっこう影響を与えているんじゃないかという気がしますね。

DSC_5589b

DSC_5590b…当たってしまいました。なつ姉トークイベントの終盤、こういったイベントではお約束のプレゼント抽選会があったのですが、なんとサイン色紙を引き当ててしまうという滅茶苦茶な強運を発揮。正直今年の分のツキがもう残ってないんじゃないかと心配になるレベル。うひゃー。

「なんだ自慢話だけじゃないか」って言われると困るので、真っ当なインプレッションも書きたいと思います。声優というのは演技の仕事だから、仕事の方向性としては俳優に近いと思っているのですが、俳優の場合たとえば映画やドラマや舞台などに出演して、ファンはそれを見に行く (ファンでなくても見に行くか) ので、たとえばこういったトークイベントなんかじゃなくても、(役柄に扮してはいるけれど) その人本人の姿をテレビや劇場で見ることができる。しかし声優の場合、表に出るのはだいたい「声」の部分だけで、姿形の部分はアニメやゲームの各キャラクターだったり、吹き替えだったら別の役者だったりするわけです。だからある意味「姿が見えない」ものなんですよ。声優がたとえばアニメやゲームで声を当てていて、ぼくらがその作品を見ているとき、ぼくらはその「声」によってのみ、キャラクターの向こうに生身の人間がいることを認識することができるし、あるいは「声」と「キャラクター」があまりにも密接に結びついていたら、認識できないかもしれない。ぼくの場合、なつ姉に関しては前述の「P!ットインラジオ」の配信映像を見ていたので、「なつ姉が動いている」ところ自体は見たことがあったのですが、それでも実際に本物の (?) なつ姉やそらそらやみかしーを目にしたときは、不思議な感動を禁じ得ませんでした。よく知っているキャラクターに声を当てている、いわゆる「中の人」が、当たり前のように目の前で動いたり、喋ったりしているというのは、なんとなく超現実的な気分にさせられる体験でしたね。あんまり感想になってないか。

2016年7月27日 (水)

コミックマーケット90参加情報 (8.24追記)

以前、年始ごろの記事でこんどの八月に開催されるコミックマーケット90に参加する予定であることを書いたと思いますが、このたび参加の目処が立ちましたのであらためて記事にします。

年始の段階では、つきあいのある「各々」氏のサークル「上海娘々賽車隊」から参加する予定でしたが、その後六月の当落発表で同サークルは抽選に落ちてしまい、この時点ですでに製作作業が開始されていたため、同じくつきあいのある「りょりょ」氏主宰のサークル「ぶらんしもん」に間借りする形でのエントリーとなりました。二月に発表した通り、B5判・20ページ・フルカラーのイラスト本を一冊500円で販売する予定ですが、部数については諸々の都合により当初予定の三十部から四十部に変更されています。昨年夏に参加したコミックマーケット88では、二十部刷っていって完売できたので、おそらく三十部でも完全に捌けるとは思いますが、四十部が完売するかどうかちょっと自信がありません。読者の皆さんにおかれましては、ただでさえ狭い筆者の自室に在庫の山がその威容をあらわすことなきよう、猛暑の中ではありますが積極的にビッグサイトに足を運んでいただきたい所存です。
サークル「ぶらんしもん」は東2ホール、U-13bにあります。当日はぼく以外に「りょりょ」氏のイラスト本、またお隣のサークル「万年テールエンダー」にては「うろとま」氏が同じくイラスト本を販売する予定であり、なんとアイドルマスターのレーシングカー・イラスト本が三冊並ぶという空前にして絶後 (絶後かどうかはわかりませんが空前なのはまちがいない) の状況です。ぜひ現地に足を運び、この珍妙な光景をその目に焼き付けてください。

Test13

左綴じの本なので左が裏表紙、右が表紙です。特に意識したわけではないのですが、IMSAスポーツカー選手権の車で表紙・裏表紙が揃ってしまいました。Twitterでフォロワーの方が言っていましたが、おそらくESMリジェ・ホンダが表紙を飾る同人誌は今後二度と現れることはないでしょう。そういう意味でも買っておいて損はないと思います。

最後になってしまいましたが、二日目の東1ホール・D-39b「逆さスポイラー」にて、いわゆる「売り子」を務めさせて頂く予定です。艦これ関連の四コマものですが、主宰の「桐義」氏がモータースポーツ・ファンで、随所にそのようなネタが散りばめられた本になる予定だそうです。こちらも余裕があればぜひにお越しくださいませ。

以下追記 (2016.08.24)
八月十三日 (二日目)・十四日 (三日目) におこなわれたコミックマーケット90に、上記の通り参加し、二日目・三日目ともすべての本が完売という輝かしいリザルトを収めることができました。ご来場くださった皆様に心から感謝します。

二日目に関しては、ぼくはいわゆる「売り子」の立場で、本の中身に関してはまったく関与していないのですが、Twitter上で仲良くしている「桐義」(きりよし) 氏主催のサークル「逆さスポイラー」製作の同人艦これ漫画を売っていました。内容は単発ネタのギャグ本でしたが、桐義氏いわく「あれはいわば本格参戦前のテストカーみたいなもの」(同氏はこれが初コミケでした) だそうで、いうなればホンダRC1.5Xみたいなものでしょうか。桐義氏は今次冬コミに、同じく艦これテーマの自動車漫画を上梓予定とのことで、そちらもよろしくお願いします。

さて三日目ですが、前述のとおり「りょりょ」氏のサークル「ぶらんしもん」に委託する形での参戦となりました。ぼく自身もサークルにおりましたが、「りょりょ」氏の上梓された「R@cing Idol」ともども、午前十時に販売がスタートして正午ぐらいには完売するという、予想だにしなかった展開におどろきました (上で散々言っていますが、当初は十六時の閉会までに完売するかどうかすら自信がなかった!)。完売後も新刊を求めて、あるいは様子見にふらりとサークルを訪れる人が結構あり、売るものがすでにないぼくは申し訳ない気分になるとともに、同人誌の発行部数を読む難しさを噛み締めることになりました。多くすればすなわち在庫の山だし、かといって絞り過ぎると欲しい人に行き渡らない…。ジレンマですね。

今冬開催されるコミックマーケット91、いわゆる冬コミに関してですが、当初ぼくは参戦を見送る予定でいました。ところが今回刷った本が、自分のデータ指定ミスによる色味の不良があったり、キャプションに重大な誤りがあったり (中身の文までちゃんと校閲しなかったのがわるかった)、いろいろと満足しかねる出来で終ってしまったので、冬の分も参戦しようと考えています。テーマは今回と同じくアイドルマスター×レーシングカーの画集になるでしょう。判型・頁数などはまだ全く決っていませんが、いずれ当ブログで告知できるかと思います。

最後に改めて、二日目「逆さスポイラー」および三日目「ぶらんしもん」にお越しいただき、本を買っていってくださった皆様に心より感謝します。また二日目にお菓子の差し入れを持ってきてくれた「やんづか (@Iron_Duke_ynzk)」氏、三日目にレッドブルの差し入れ (効果覿面!) を持ってきてくれた「ふぁたりん (@PiyoZonda)」氏、そしてぼくの本の見開き部分の文章を校正してくれた「Tomoko (@dumbreck_fan)」氏、ありがとうございました。がんばって絵を描きます (あと刷る部数増やす) ので冬も何卒、よろしくお願いします。

2016年2月 6日 (土)

近況もろもろ+告知

皆さんご無沙汰しております。単刀直入に行きますが、今年2016年度のMMD活動を一旦休止ということにさせていただきたく思います。去年夏に行われた第15回MMD杯にひっそり出した動画がぼくのちょうど10回目のMMD杯参加となっており良い区切りであることや、自分の意欲や興味、創作にかけられる時間などを考慮した結果、MMD方面の創作活動は (これまでも長らく開店休業のような状態ではありましたが) ここらでいったんハッキリと「休止」という形をとるのが良いかなぁ、と考えた次第です。今月なかばに決勝がスタートする予定の第16回MMD杯にも不参加ということになります。ニコニコに進出すると同時、とはいかないまでも、ぼくのニコニコ歴のかなり長い部分を占めていたMMD活動、特にMMD杯の連続出場記録 (べつに公式な記録があるわけではないですが) がこういった形で途切れてしまうのは自分としても残念ですが、現状いろいろとほかの趣味を掛け持ちしていて何か単一の分野に専念することがむずかしくなりつつあること、そのなかでぼく自身のMMDにかたむける熱意が一時期にくらべて明らかに減退しているのを感じ取ったこと、長い活動期間の中でかたむけた労力に見合うと判断するだけの対価が結果としては得られなかったこと、生活環境が変わって以降予想以上に面倒を見なければならない事宜が増えたこと、などを総合的に判断した結果、しばらくMMD活動からは距離を置く決断を下すに至りました。ご覧のとおり趣味にかんしても移り気な性分ゆえ、将来いつかふらりと舞い戻ってくる可能性が無いとはとても断言できませんが、当分のあいだ、半年か一年ほどはMMDを使った創作活動は休止という形になると思います (Twitterや静画などで散発的に静止画ネタを投下する可能性がないとは言えませんが…)。

また、私事ながら現在二度目の引越し作業が控えており、新居に定着するのは三月ごろか四月までの間ということになりますが、その間このブログの主コンテンツである「レーシングカー・モデルカーの記事」の更新はできなくなることをさきに申し上げておきます (そもそも更新と更新の間が休載期間並に開きまくるのは日常じゃないか、という声がきこえてきそうですが)。現在所有のモデルカー、資料類、撮影ブースとも移転作業に合わせてパッキングしてしまっているので、モデルカー記事の更新は四月頃までずれ込むかもしれません。962C連載のつぎの連載企画のアイデアはすでに頭にあり、資料収集も行われているので、おそらく夏頃までにはつぎのネタをお出しできると思います。

つぎに告知です。ぼくのニコ静アカウントを見ている方 (いるんだろうか) はご存知のことと思いますが、昨年2015年夏に開催されたコミックマーケット88にてわが人生初の自製同人誌 (イラスト本) が発売され、超コンサバティブに設定された発行部数もあってみごと完売しました。図に乗るわけではないですが、今年も抽選に受かればやりたいと思っています。昨年と同じく、つきあいのあるモータースポーツ史学研究者である「各々」氏のサークル「上海娘々賽車隊」よりレーシングカー・イラスト本を発売する予定です。計画ではB5判・20pフルカラー・一部500円 (予価) を三十部刷って持っていくことになっていますが、頁数・価格などの仕様は変動する可能性があることにご留意ください。サークルカットは以下のとおりです。

DeremasMXR-CC2

カットにある通り、「各々」氏の長年の研究成果をまとめた、富士グランチャン・レースにかんする年度別史学資料の最新号も併売される予定です。抽選に通った (参加が認められた) 暁にはこちらでもうすこし詳細を告知できると思いますので、よろしくお願いします。

2016年1月 1日 (金)

2015年総括+2016年いっぱつめ

新年あけましておめでとうございます。主筆のSimacherです。2015年大晦日は朝から晩まで忙しく、記事を書く時間が取れなかったので、今回両記事を統合してお送りします。本稿を執筆している日本時間00:32は、マレーシア時間 (日本時間の一時間遅れ) ではまだ年が明けていないタイミングなので、そういう意味でも妥当な判断でしょう。   
   
モータースポーツの話ですが、個人的な印象として2015年は「スポーツカー・レースが面白かった一年」だと思いました。F1はF1でマクラーレンやマノーなど見所はあったのですが、WECにおけるポルシェの速さのすさまじいことすさまじいこと。ル・マンの予選一日目でいきなり3'17''台のタイムが出た時は仰天しました。1985年大会でジャッキー・イクスのポルシェ962Cによって樹立された絶対レコードが3'15''台なので、それに迫るタイムです。1985年はユノディエールが6000mのストレートであったことを忘れてはいけません。2015年のポルシェ919はまちがいなく歴史に残る車でした (私事ながら、2015年WEC富士に観戦に行ったのですが、ポルシェの低速コーナーからの立ち上がりのすばらしいことといったら、表現する言葉を持ちません)。そして劣勢の中、王者の矜持をもってポルシェに敢然と挑み最後まで戦い抜いたアウディ・ヨースト、彼らの戦いもすばらしかった。トヨタは新型車に期待でしょう。ニッサンのプロジェクトは奮戦およばず無残な結果になってしまいましたが…機会があればこれも記事を立てて詳記したいところです。   
一方で、2014年日本GPの大クラッシュいらい長く孤独な戦いをつづけていたジュール・ビアンキが、さる7月ついにその歩みを止め神の御下に召されたこと、そのひと月後にインディーカーでジャスティン・ウィルソンが他車から外れ落ちたパーツを頭部に受け事故死したこと、秋口に松本恵二が病死したことなど、例年通りと言ってはそれまでですがくらいニュースも見受けられた一年でした。ビアンキの死は、F1においては二十年にわたる安全神話 (そのようなものが存在したとしたら) の崩壊を記すもので、各方面に重く受け止められましたが、ぼくはショックでしばらく虚脱状態のようになっていました。ビアンキは2014年モナコGPで、崩壊寸前のチームに9位・2ポイントをもたらすなど、才能に恵まれたドライバーであり、遠からずフェラーリのシートは確実とまで噂されていた逸材でしたが、武運つたなくその志半ばにして倒れたのです。神の嫉妬を買ったのでしょうか…。   
   
ぼく個人としては、夏のコミックマーケットで初の個人製作同人誌を出したり (部数が少なかったのであっという間に完売し、現在作者の手元に一冊もありません)、冬にはほかのサークルのイラスト誌に寄稿させていただいたり、比較的絵を描いていた一年だったように思います (もともとこのブログはモータースポーツの資料的な面を重視したかったこともあり、絵描きだとか、同人活動系のことはこのブログではあまり書かないことにしていたんですが、どうしましょうかね)。そのせいと、実生活のスケジュール管理が杜撰だったあおりでブログの更新頻度はほぼ下げ止まりを記録し、当初「夏頃までには」と思われていた962C連載記事の完結が12月末までずれ込むという有りさま。またそのせいで、MMD活動にも大きな影響が及び、通算十回目の参戦となるはずだった第15回杯に至っては、予選に参加した動画を完成させることができなかったうえに、ピンチヒッターとして用意してあった分の動画も、動画記事すら作れませんでした (いちおう動画は作った)。1月~2月にはもうつぎの杯がひかえているわけですが、1月のスケジュールの立て込み具合を鑑みると、参戦できるかどうかについては「微妙」としか言えません。その分をなんとか、面白いブログの記事でも書いて挽回したいわけですが、いままでの流れを見るとこれも難しそうでしょうか?   
   
新年についての展望はまだまったく無い状態ですが、まぁ本音としては動画は作りたいし、記事も書きたいし、絵も描きたいし、かといってリアルのほうの面倒は見なければならないし、おそらく今年もぜんぶ中途半端というか、けっきょく落ち着くべきところに落ち着いているんじゃないかと思いますが、2016年も何卒、当ブログおよび主筆をよろしくお願いいたします。   
   
2015年12月31日と2016年1月1日の間で

 

Simacher

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リンクリスト

  • Kumaryoong's Paddock
    ソビエト時代の東側諸国におけるモータースポーツ活動について書かれているたいへん誰得なブログ (褒め言葉)。この辺の史料を日本語でまとめたサイトって史上初かもしれません。
  • 作った静止画一覧
    主にMMDで作った静止画を上げています。最近はこっちの頻度のほうが高いですね。
  • Racing Sports Cars
    ル・マンや旧WEC/WSPC/SWC、さらには旧WCMなど、スポーツカー・レースの参戦車両の膨大な資料写真を有するサイト。ドライバー別・車種別検索機能完備。F1もちょびっとだけあります(70年~82年)。
  • F1-Facts
    1950年イギリスGPより、F1に関する全記録を蒐集・公開しているサイト。各年度リザルトページからマシン一覧・写真ページに飛ぶことができます。あなたの知らない名車に出会えるかも。IEは右クリックでの画像保存が出来ないので、PCに保存する際はFireFoxなどを使用してください。
  • 誰得 (boulog)
    謎多きF1マニア(?)、bou_ckさんのブログ。「Wikipediaに載ってないような脳内資料置き場」を標榜するだけあって、その名に恥じぬディープ過ぎるF1マシン解説!Wikiどころか、ネット上にもそうそう無いようなマシンが目白押し。ちなみに「誰得」とは「誰が得するんだこんなもん」的意味合いのフレーズ。 2015.12.13追記: このほどYahooブログからfc2ブログに移転されました。
  • 作ったもの一覧。
    私の動画作品一覧です。気力の低下と更新頻度の低下はすべからく連動しています。
  • アカクテハヤイ フェラーリエフワン
    沖縄在住のフェラリスタ、Shigeoさんのブログ。1日1更新(原則)でフェラーリのさまざまな話題を取り扱います。レア物のフェラーリミニカー募集中だそうな。
  • METMANIA
    私の作るペーパークラフトの大半はここからきています。ヘルメットのぺパクラって多分ここにしかありません。