カテゴリー「雑記」の記事

2018年6月12日 (火)

CuFes新刊情報

長らくご無沙汰してしまいごめんなさい、特に何事もなく生きていました。状況としては、生活環境がちょっと変わったあたりでちょうどよく体調をかなり崩してしまい、しばらくインターネットをする気力すらなくなり、ひと月ぐらい経ってやっと復帰したと思ったら今度は17日に出す新刊がこのままだと間に合わない! というので、毎日鬼のような顔をして絵を描いたり模型を作ったりゲームであそんだりしていた次第でございます。

さて情報です。きたる2018年6月17日 (日曜日)、12:00~15:30に横浜産貿ホール・マリネリア1Fにて開催される同人誌即売会「Cute Star Festiv@l 02」内オンリーイベント「Clover Fields Cherry」内スペース「エ-04」において、アルファコルセ単体としては二冊目の新刊を発売する運びとなりましたので告知いたします。
本の内容はおなじみ緒方智絵里フルカラー・イラスト本、今回はA4正方形・フルカラー24pで500円となっております。また今回の本には、ゲストとして新進気鋭の切り絵作家「watson」氏、独特な世界観の智絵里イラストで知られる「momomo」氏のお二方をお迎えしております。お二方にはいずれも普段の緒方智絵里とはちがったイメージの作品を寄稿していただくことが出来、そちらも必見の仕上がりとなっておりますので、何卒よろしくお願いします。
今回は体調やスケジュールの関係で、当初予定していた962C本の再販 (冬コミのアレです) や新規グッズまで手が回らず、とりあえず新刊が落ちなかっただけで万々歳、といった感じになってしまいましたが、イラストのほうは散々な結果に終ってしまった前々回 (去年のこの時期の歌姫ですね) のリベンジとばかりに気合を入れ、おおむね仕上がりには満足の行くクオリティになったかと思われますので、横浜という都内から若干離れた会場ではありますが、ぜひお手にとっていただければと思います。

ちなみに、察しの良い読者の皆様はお気づきかと思いますが、6月16日から17日にかけて、2018/19年FIA世界耐久選手権第2戦・第86回ル・マン24時間レースが開催されます。日本時間の日曜正午~15時頃は、フランスではちょうど日曜午前4時~8時頃、ちょうどル・マンでもっとも美しい日の出の時間帯にあたりますが、これを記念 (?) して、当サークルではささやかながらル・マン24時間レースの中継映像垂れ流し (公式アプリなので英語音声) を行いたいと思います。ご興味のある方は (混み具合を忖度しつつ) ぜひ見に来てくださればと思います。

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2018年1月 7日 (日)

新年いっぱつめ

だいぶ遅くなってしまいましたが (汗)、あけましておめでとうございます。主筆のSimacherです。冬コミでサークル参加すると例年お正月のうちには記事が書けないというジンクスは今年も生きていました。なんとかしたいところですがね…。

さてそのコミックマーケットですが、当初のぼくの予想に反し、新刊・グッズともすべて完売という、考えうる限り最高の結果でもって2017年の同人活動を締めくくることができ、ぼく自身がたいへん驚愕しております。アイマス本であることは違いないけどアイドル要素はそんなに多くなく、日本人の多くには馴染みの薄いレーシングカー (しかも耐久レースのスポーツカーだ) をメインに据えた、いわばこのブログの連載記事の延長線上みたいな本、しかもキャラクター関連の頒布物が集まる場所に配置されていただけに、どういう反応が来るかわからない状態でしたが、結果的にはおおむねご好評をいただけたようで、サークル主宰として胸をなでおろしているところです。一方で、主宰の予想を超えたハイペースで本が捌けていったことで、「欲しかったのに入手できなかった」という方が若干名いらっしゃったのは大変残念で、これは本当に申し訳ないのですが、再版に関しては現時点では未定です。可能であれば2月12日か、5月4日の「歌姫庭園」イベントにて再版分を販売できたらいいなぁ…とは思っています。ともあれ、当日会場にやってきてわが「アルファコルセ」の奇妙奇天烈な同人誌・グッズを買っていってくださった皆様には、あらためてここで感謝させてください。本当にありがとうございました!
(以下主宰のグチ: 冬コミ本戦では配置が僻地ともいえる東7/8ホールだったことで部数の予測がむずかしく、若干コンサバか丁度良いくらいの部数で乗り込んだら完売してしまいましたが、再版分も具体的にどれぐらい刷ればよいのかまったく分らないし、資金的にも迂闊に発注するわけにいかないし…。むずかしいですね)

2017年もあっというまに始まってあっというまに終った感がありますが、モータースポーツ的には相変わらず面白い一年だったというか。日本人にとって最大のニュースは、なんといっても佐藤琢磨のインディー500優勝ですね。まさか自分が生きているあいだに日本人ドライバーがインディー500・チャンピオン (アメリカでは慣用的に500マイルのウィナーも「チャンピオン」と呼びますが、もちろんインディーカー・シリーズ全体のチャンピオンとは別) になる日が来ようとは…! ちなみにこのインディー500、F1からフェルナンド・アロンソがモナコGPをばっくれて参戦したことでも盛り上がりましたが、ニュルブルグリンク24時間レースと同日開催で、ぼくは24時間レースのほうをフルで見ていたがために、インディー500は途中で寝てしまいました。たぶん一生引きずる後悔です。

ただ、負け惜しみを言うわけではないんですが、ニュルブルグリンクのほうもすさまじいレースでした。予選では、このレースにおける専制君主とでも言うべきドイツ製GT3カーを抑え、開発ドライバーのジェフ・ウェストファルが駆るNr704 SCG003Cがポール・ポジションを獲得。レースでは数度のトラブルで下位に沈み、最後はレース残り数時間というところでフェリペ・ラザーの単独クラッシュでリタイヤしてしまいましたが、僚艦のNr702が完走を果たし、チームの面目を保ちました。
決勝レース終盤は白と緑の爽やかなカラーが印象的なランド・モータースポーツのアウディがトップを快走するも、残り一時間 (だったか…) というところで電気系のトラブルが発生し三位に後退。残り時間的に挽回はほぼ不可能で、チームスタッフらはガレージで頭を抱え涙を流す始末。若いケルヴィン・ヴァン・デア・リンデが必死で追撃するも、レース最終盤になって黒雲が低く垂れ込め始めるトリッキーなコンディションに。ドライタイヤのまま行くか、大事をとってレインタイヤに交換するかで各車の判断が分かれる中、当初ランド・モータースポーツはドライのままで行く判断をしていました。しかし最後のピットインで、あろうことか給油担当のメカニックが給油口のフタか何かを取り落とすという痛恨のミス。しかしこのミスで生まれたロスタイムを使って、なんとチームはレインタイヤに交換するという賭けに出ます。当初はそれこそ大博打だったこの一手ですが、最終ラップで北コースが土砂降りの雨に見舞われ、ドライタイヤのまま走っていたトップのWRT・アウディがコースアウト! 二位のBMWも大急ぎでレインタイヤを求めてピットインしていたため、これでランド・モータースポーツが首位に返り咲き、あまりにも劇的な優勝を手にした…という筋書き。世界中のどんな脚本家にも書けないようなストーリーが展開するのがモータースポーツの醍醐味、まさにそんなレースでした。

デイトナ24時間にセブリング12時間と、16年になかなかスリリングな展開が見られた北米スポーツカーは、あまり大きなドラマもなく、終ってみればダラーラ・キャデラックDPiの連勝劇に終始したような印象でしたね。ロードアメリカでESM・リジェ・ニッサンDPiがキャデラック勢の連勝を止めたことが記憶されるぐらいかな? ル・マンはトヨタが16年の屈辱を振り払うベく、日本国内で大々的な宣伝を行い、三台体制に増強して勇躍ル・マンへ乗り込みましたが、結果は…。16年がほんとうに「天から降ってきた災厄」とするなら、今年のはかなりまで「人災」、「人為的なミスや不注意が輻輳しての結果」という印象があります。三台持ち込んで三台とも全滅 (いちおうNr8が完走) は流石に開いた口が塞がらないというか…。敗軍をあまり責めるのもどうかとは思うのですが、見ていて不甲斐なさ、腹立たしさすら感じる戦いっぷりと言わざるを得ません。いまとなっては結果論でしかないのですが、トヨタが今年勝っていたら、もしかしたらポルシェはLMP1からは撤退しなかったかもしれない。彼らが撤退時に残したコメントのひとつに「もうやるべきことは十分やった」というのがあって、たしかにその通りなのです。ポルシェ・919が勝ち続けた三回のル・マンのうち、一回でもトヨタが勝っていれば、ポルシェのことだから彼らは嬉々として「この敗北を噛み締め、来年はさらに強くなって帰ってくる」とか言い出し…はしなかったかもしれないけれど、したかもしれない…。あまり長々と愚痴ってもどうしようもないのでこの辺にしますが、ともかくポルシェのスポーツカー撤退はショックでした。でも本当に、彼らはもらえる限りの「一等賞」をぜんぶもらって、お腹いっぱいになってパーティー会場を去っていくのだから、ここらが潮時だったのかもしれませんね。残されたトヨタやほかのLMP1チームがめちゃくちゃ強くなって、ポルシェをまた引きずり出してくれることを願わずにいられません。

F1は…まぁ、結果的にはメルセデスベンツで終ったけど、今年のフェラーリはけっこう期待を抱かせるレースが多かったし楽しかった。ただ今年調子が良かったからといって来年もそうなる保証が全然ない、というのがフェラーリのフェラーリたる所以なので、今年のフェラーリには正直そこまで期待はしません。ホンダはエンジンが全然ダメでマクラーレンと喧嘩別れしてしまいましたが、ぼくは特に推しでもアンチでもないし「まぁがんばってね」程度。正直STR・ホンダがどうなるかは今の段階では予測不能です。F1に関しては、2017年の車体規則改正で前後ウィングがものすごくダサい造形になってしまったので、当分そこまで熱を入れて見ることはないだろうと思われます。一応情勢は追いかけるけど。あと今年はあれですね、HALOデバイス (これ名前の由来は何なのか) 導入ですね。格好良くはないけど安全面を考えるとある種仕方ないものだし、そもそもウィングがまっすぐじゃなくなっちゃった時点ですでに見た目は壊滅的なのでそんな大した影響もないんじゃないかな。

最後に同人活動の話でも。今年も「緒方智絵里関連」と「モータースポーツ関連」の二刀流でもってお絵描きをしていこうと思います。あまり詳しい予定は決っていませんが、とりあえず6月17日 (なんと2018年ル・マン当日に変更になってしまった!) の智絵里オンリーイベントと、2018年冬コミは出場が確定していまして、ほかのイベントは決まり次第Twitterや当ブログで告知していきます。前者のオンリーイベントは緒方智絵里の画集、後者は未確定ですが何か恒例のモータースポーツ関連本を出したい。それでは、2018年も何卒ぼくとぼくの作品群をよろしくお願いします。

2018.1.7
Simacher

2017年12月21日 (木)

冬コミ情報

主筆です。日本はだいぶ寒くなってきましたね。さっそく本題に入りますが、脱稿+入金+見本誌受領のコミケ前恒例儀式が完了したので、コミケ情報をアップしておきます。

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2017年12月31日・コミックマーケット93出展予定、「アルファコルセ by SGR」お品書きです。とりあえずアルファコルセ側からはこの一冊+一点。すでにTwitterの方では概略をつぶやいておりますが、ポルシェ・962Cと緒方智絵里をメイン・テーマに据えた、特集形式のイラスト本です。ライバルの登場によって旧式化した後も、バランス型の設計や発展性の高さに助けられ、GpCカテゴリの終焉までを見届けた名車・962C。その最後の戦いの日々は、デビュー当初の黄金時代に比べると、(すくなくとも日本においては) 象徴性に見合うだけの知名度を得ているとは言い難いのが現状です。WSPC末期の苦闘、IMSA GTに新天地を求めた1990年代、1993年・さいごの戦い、そして1994年ル・マン―。本書は、ポルシェ・962Cの中でも特に重要なエピソードを含んだ八台を主筆が厳選し、総勢六人のゲスト参加者と共に、フルカラー・イラストと精密側面図、そして日英両言語の解説文によって、962Cが走り抜けた終末の日々をあざやかに描き出します。解説文の内容としては、おおむね当ブログで連載していた「ポルシェ962C・終りのクロニクル」シリーズを、同人誌むけに再構成したものになりますね (やや初心者向けにアレンジしたつもり)。これをアイマス関連書籍として頒布しようってんだから世も末だ。
関連グッズとして、画像にあります通り1989年にヨーストが投入したフロントオイルクーラー仕様の962C (特にこの仕様に与えられた固有の名称は無いので、いちいちこう呼ぶしかない) を模したスタンド付きキーホルダーも頒布したいと思います。製品のナスカン (キーホルダーの固定具) は、同車が履いていたスピードライン製マグネシウム・ホイールの黒い輝きをイメージしたブラッククローム仕様としました。こちらもよろしくお願いします。 

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同書のサンプル用ポスター。収録車種に関しては、もうポスターの時点でおおかたバレてるとは思いますが、とりあえずここでは「本を買った方のお楽しみ」としておきます。イラストは主筆以外に「桐義」氏 (https://twitter.com/Koma_Kiriyoshi)、「りょりょ」氏 (https://twitter.com/Blanchimont_ryo)、「田宮宗一郎」氏 (https://twitter.com/Tamiya_Soichiro)、「うろとま」氏 (https://twitter.com/urotoma) の各位にご協力いただき、また「def」氏 (https://twitter.com/defD11) には収録の側面図製作を担当していただきました。このほか「ファスト?ふれでぃ」氏 (https://twitter.com/FREDDIE_NV0A) には解説文の検証に多大な協力を得ており、本書はまさにTwitterの有志連合なくしては実現し得なかった企画ということができるでしょう。あらためて、ご協力いただいた各位に最大限の感謝を表明します。

告知の段階でもお伝えした通り、今回はぼくの数年来の友人にして同人活動の師匠的存在である「各々」氏のサークル「S.G.R. (Shanghai Girls Racing=上海娘々賽車隊)」と合体してのエントリーであるため、同氏の最新作も一緒に頒布されます。表紙がまだできていないようなのでお品書き画像には収録できませんでしたが、内容としては各々氏が現在手がけている富士GCシリーズ通史の最新刊で、1976年の鈴鹿ジュエル・シリーズ (注記参照) をとりあげたものになります。

例によって、当サークルではマレーシア・リンギットによる支払いを今回も受け付けますが、今回も手持ちのリンギット貨がすくないため、釣り銭の欠乏が予想されます。リンギット払いを希望の方は、ぴったりで払っていただくか、釣り銭分はすべて寄付として当サークルに投げ銭をしていただくかの二択になる可能性が高いことをここで申し上げておきます (20リンギットなのでキリの良い金額ではあるはず)。

当日のスペースは「東7ホール・"つ"07b」で、いわゆる智絵里島と呼ばれる、緒方智絵里関連のサークルが密集した地帯のちょうど真ん中あたりです (なぜそんな所でこんな本を頒布しようとしたのか!)。東7ホールはごぞんじ昨年に落成したばかりのスペースで、これまでアイドルマスター関連のサークルが配置されてきた東1~6ホールとはかなり離れた場所にありますのでご留意くださいませ。また本ブログの読者諸兄におかれましては、(とりあえずレーシングカー好きな方々という前提でお話しますが) ぜひこの機会に近隣他サークルの頒布物もあわせてお買い求めになり、緒方智絵里というキャラクターの持つ独特な深みに気づいていただければ、アルファコルセ主宰としてこれにまさる幸運はありません。

(注) 鈴鹿ジュエル・シリーズ: 日本で本格的なモーター・スポーツ活動がはじまったのは、1962年の鈴鹿サーキット開業以来であったが、その後開業した富士スピードウェイがスポーツカー・レース主体の路線で興行をおこなったのに対し、鈴鹿サーキットは一貫してフォーミュラーカー路線を歩んできた。日本においては、レース・シリーズは主催団体ごとというよりは、サーキットごとに開催されていたのである (富士スピードウェイのみで開催されていた富士グランチャンピオン・シリーズ、通称富士GCなどはその最たる例)。1976年に、鈴鹿サーキットはそれまでのフォーミュラー一辺倒だった路線をあらためようと、GCカーによるシリーズを開催したが、これが全3戦からなる鈴鹿ジュエル・シリーズであった。これに対し富士スピードウェイは、GCのようなスポーツカー・レースは富士スピードウェイが独自に育ててきたもので、鈴鹿サーキットはそれを横取りしようとしている、という論を展開し、しまいには鈴鹿ジュエル・シリーズに参戦したドライバーには富士GCの出場資格を与えないという独裁路線で抵抗した (いちおう富士側の言い分にもそれなりの理屈はあるのだが)。不毛な争いは最終的に鈴鹿側がジュエル・シリーズの開催をこの年限りで打ち切ることでいちおうの和平に到達したが、このジュエル・シリーズで本格的なプロフェッショナル・カテゴリへのデビューを果たした一人に、あの中嶋悟がいた。藤田直廣が前述の措置のせいでジュエル・シリーズに出られなくなり、代役を探していたヒーローズ・レーシングが目をつけたのが、当時FL500などで走っていた中嶋悟青年だったのである。

2017年11月21日 (火)

コミックマーケット93 参加情報

ボサボサしていたら更新が二ヶ月も空いてしまって、いや恐縮することしきり…。てなわけで表題の通りですが、今冬開催のコミックマーケット93に無事「アルファコルセ」としてスペースを頂けておりましたので参戦します。正確には、長年来の友人である「各々」氏 (@FromA_Nova) のサークル「上海娘々賽車隊」とのジョイント・エントリーで、「アルファコルセ by SGR」名義でのエントリーですね (S.G.R.=Shanghai Girls Racing、すなわち「上海娘々賽車隊」です。もともとの出自が東方サークルであったことの名残を感じられるサークル名)。日時は冬コミ三日目・12月31日、スペースは東7ホールの「つ07b」、サークルカットは以下の通り。   
   
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さて肝心の出し物、ぼくとしては新刊+グッズ一点を考えていますが、新刊の方は現段階では「緒方智絵里をテーマとした、合同誌形式のイラスト本」という体裁で決っています。べつに合同でなくてもよかったといえばよかったんですが、今回の本は今年の夏コミ前ぐらいからずっとぼくが温めていた企画でして、それに同好の士をたくさん巻き込みたいなぁ、という願望の現れだったのかもしれません。合同にするよりは一人でぜんぶ絵を描いたほうが、イラスト本としての絵柄の統一感が出るという観点からは望ましいのですが、ぼく自身の作業量の問題もあるし (分量的には一人でも出来なくはないけれど)、何よりテーマ的にいろいろな絵柄をアソートしたほうがより面白いものができるかな…という考えがあってのことです。そのテーマですが、まぁ、とりあえず「キーワードは "ドイツ"」とだけ言っておきましょう。   
グッズに関しては、内容が新刊のテーマ性と連動しているので、情報公開は新刊と同時に、ということになります。表紙のレイアウトが出来次第、おそくとも12月上旬には情報を公開する予定ですので、こちらのブログかぼくのツイッター (ツイッターの方が情報は速いですが、流れるのも速い) をチェックしてください。現在ぼく含め各参加者が原稿に注力している状況なので、こちらのブログはあんまり更新できなくなりそうですが、とりあえず作業が落ち着いたら年内最後のレーシングカー記事を一本ぐらい上げたいと思います。   
   
とりあえず現時点の報告としては取り急ぎ以上です。みなさん、冬コミ現地でお会いしましょう!

2017年9月21日 (木)

歌姫庭園14

ちょっと更新の間があいてしまい申し訳ありません。なんやかやでちゃんとした記事の執筆って二ヶ月ぶりぐらいですか。とりあえず生きてます。9月に入ってからちょっと身辺のいろいろなことがバタバタしはじめて、時間的にも精神的にもあんまりブログ書いてる余裕が無くなっちゃったんですが、前々から予告していた通り今週土曜日・9月23日の「歌姫庭園14」内「シンデレラメモリーズ13」に出展します。直前の告知になってしまいゴメンナサイ…。スペース「レ09」・「アルファコルセ」にてお待ちしております。当日販売するもののお品書きは下記画像の通りです。   
   
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既刊は前回 (25/6) の歌姫庭園13に持ち込んだものです。アクリルスタンドは、今年の5月から8月にかけてライブツアー形式で全国をまわっていた「シンデレラガールズ」5thライブの全行程終了を記念して描いた絵をスタンド化したものですが、サイズがちいさすぎたのとぼく自身の塗り方の問題? によって、だいぶ細部がつぶれてしまっています。製品化の予告は前々からしてあったのですが、もし楽しみにしていた方がいらっしゃったらたいへん申し訳ありません。幸か不幸か、今回はグッズ制作のテストケースということで数はかなり少いので、サークルへのダメージはそこまで大きくならず済んだのですが…。一時かなり真剣に発売中止を考えましたが、とりあえずこの値段で置いておきますので、多少出来がわるくても欲しいという心優しいお方は300円を置いて持ち帰ってあげてください。   
   
前回の歌姫庭園13ではけっきょく具体的な予告記事をブログに上げず終ってしまったので、遅ればせながらここで新刊のポスターみたいなものを下に掲載します。   
   
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前回イベントに合わせて製作したため日付などが古いですが…。ストーリーのある漫画本とちがって、イラスト集はなかなか抜粋サンプルを作りづらいので、苦心のすえ考えだしたのがこういうスタイルのポスター。すこしでも想像力とか購買意欲を掻き立てられているといいのですが。基本的には今年のはじめから5月~6月頃までにこつこつ描き溜めたイラストの集まりです。そのあとまた絵柄がちょっと変わったので、ぼくの最新の絵 (Twitterとかでたまに投稿している) とはすこし違う感じですね。よくいえば試行錯誤感、わるく言えば絵柄が不安定?   
   
本のタイトルはデヴィッド・シルヴィアンのベストアルバムから。一九八二年にソロでのシンガーソングライター (彼はどっちかというと「詩人」「表現者」みたいな肩書のほうが千倍似合うと思うけれど、世間的にはシンガーソングライターということになるのかな) 活動をはじめたシルヴィアンの、二〇一二年時点までの集大成となるアルバム、これ一枚 (二枚組だけど) 持っていればだいたいシルヴィアンは語れるだろう、という感じの作品なので皆さんもぜひ買いましょう。八二年以前の曲もちょっとだけ入っていてお買い得です。ぼくの絵はいろいろな人やモノ、作品からちょっとずつ様々な影響を受けた上に成り立っていると自分では考えているんだけど、多分そのなかの割とおおきい部分にシルヴィアンの楽曲が入っているんではないかと思います。   
   
今後の予定ですが、今やすっかり長いつきあいになった各々氏の「上海娘々賽車隊」とのジョイントで、冬のコミックマーケットに出す新刊の計画が進行中です (当落発表は2/11ですが、当選いかんにかかわらず出したい)。それ以降、2018年度のプランは正直白紙ですが、18年6月3日開催のCute St@r Festival内、第二回緒方智絵里オンリーイベントに、アルファコルセとしては二冊目の新刊をできれば投入したい (参加の都合がつけば…)。今後ともよろしくお願いします。

2017年7月27日 (木)

いちおう生きてます

とはいっても特にブログに書くほどのネタが無いのですよ (レーシングカーネタで二三本あるにはあるけど、リサーチとか資料作りに時間かかるのでテンション高くないと着手できない)。前記事でも言及しましたが、夏コミは落ちました。スケジュール的にも六月の新刊をつくりつつ夏コミ向けに何か、というのはきびしかったし、四月から断続的に体調をわるくしていた関係でどのみち夏コミ用の新刊は無理だったので、後知恵で言えばちょうど良かった、というか。冬に受かってたらこんどこそ何か作りたいとは思います (智絵里関連になるかは未定)。とりあえず、来る九月二十三日 (土・祝) におなじみ東京ビッグサイトで歌姫庭園が開催されるのですが、出ようかどうか検討中です。新刊は出せないにしても、何かグッズを用意して持っていければいいなぁと。   
   
そうそう、Twitterアカウントを分離しました。今後イラスト関連のつぶやき (+レース関係も一部こっちで共有します。布教活動用) は「@MsianChieriP」で行うことにします。とはいっても思いつきで作った (分けた) ので、運用状況を見て気まぐれで再統合するかもしれません。全ては気まぐれ。マレーシア人てのはそんなもんです。

2017年6月27日 (火)

歌姫庭園13お疲れ様でしたetc

いろいろ用事があってうかうかしていたら歌姫庭園が終ってしまいました。改めてブログに記事書こうかなと思っていましたが、けっきょくツイッターの方で告知しただけになってしまいまして、ここを見てくださっていた方がいたら申し訳ありません。ル・マンの後の虚脱感とか疲労感が大きく影響していたような気がします。いま思えばトヨタのあの広告は何だったんでしょうかね、いや方向性としてはああいう暑苦しいのは大好きなんだけど…。   
   
当日わが「アルファコルセ」の配置は「シ32」スペース、誰かがツイッターで「C32B」(初代ホンダNSX後期型用の3.2L V6エンジン。JGTC用は途中から3.5Lに排気量アップされ「C32B改」などと呼ばれていたはず?) と見間違えた、なんて言っていましたね。この日は東京全体が朝から雨模様で、そういえばアルファコルセのDTMデビュー戦となった1993年ゾルダーもウェットレースだったなぁ…などと思い出に浸っていましたが、じつは当日の搬入がけっこう時間ギリギリになってしまい、これからの戦いに思いを馳せる時間が正直あんまりありませんでした。この日はウェットコンディションだったことに加え、前の記事で言及したとおりシンデレラガールズのライブに日程が重なっていて (そのためスタート時間も通常より30分繰り上がっていた)、苦しいレースが予想されていましたが、まだスタート前の時点ではどんなレースになるか予想もつきませんでした。   
   
イベントは10時30分に定刻通りのスタート。自分のチームとして単独でこの手のオタク・イベントの実戦に参加するのは初だったので否応無しにテンションが上がる。当日は緒方智絵里メインのサークルがたしか四つほど参戦していて、アルファコルセはその一番端にいたのですが (左隣が智絵里サークル、右隣は工藤忍担当Pのサークルでした)、奥の方にいた智絵里サークル二箇所がけっこう大手と思しきところで、結構コンスタントに人が集まってきていました。一方こちらはといえば、アルファコルセもぼくもアイマス系サークル (絵描き) としてはこれがデビューレースなのである意味仕方ないとはいえ、ほぼ誰も来ない。他サークルの智絵里ちゃん作品を見に来た人が流れで買っていく、というパターンがもうすこしあるかなと思っていましたが、予想に反してそういうパターンがあんまり見られませんでした。なんというか知名度の差をまざまざと見せつけられているようで哀しかったですね。レースで言えば、いざスタートしてみたら周りの車がみんな自車より一周あたり3秒か4秒くらい速い中で、とにかく周回を重ねなければいけない悲壮感とでも言いましょうか。とはいえ途中でレースを投げ出してリタイヤしてしまうのもそれはそれでシャクなのと、とにかく一冊でも多くここで捌こうということで、フィニッシュまで自チームのブースにずっと座っていました。   
実は当日「釣り銭用の500円玉を用意しそこねる」という信じられないミスを犯し、一時はレース続行が危ぶまれましたが、幸か不幸かぜんぜん売れなかったので、このトラブルの影響が殆ど無いままレースを終えました。最終的なリザルトは通算で8冊 (この他取り置き分が一冊あるのでトータルでは9冊)。今回うちの本を買っていってくれた9人の方々には心よりのお礼を申し上げたいと思います。   
   
当日は40冊持ち込んでいったのですが、一日で40冊のうち8冊売れたというリザルトが「デビューレースにしてはまぁまぁ普通」の部類なのか、はたまた「全車に150周ぐらい周回遅れにされながら満身創痍で完走した」レベルなのか、こういうイベントに (コミケ以外で) はじめて参戦したぼくには判断がつきかねますが、とにかくむずかしいレースになってしまったなぁ…というのが第一印象でした。1993年にアルファコルセがDTMでデビューを果たしたゾルダーではレース1、レース2とも同チームのニコラ・ラリーニが制し、デビューレースでダブルウィンという快挙を達成していましたが、やはり同人活動では勝手が違ったというか…。とにかく「参戦を決めたレースにまに合うように車 (作品) を用意して、ちゃんとレースに出走して完走する」ことは達成できたけれど、逆に言うとそれだけで終ってしまったという感じです。たとえばほかの智絵里Pとの交流であるとか、リザルト以外にもそういった要素でもあればすこしは救われていたのかもしれませんが、その辺はぼくの対人能力の低さとかが足を引っ張ってしまった形になりますね…。   
   
かえすがえすも厳しいレースとなってしまいましたが、わがブースに足を運んでくださった参加者の皆さんには重ねてお礼を申し上げたいと思います。ぼくとしては、たった一戦でせっかく立ち上げたチームを畳んでしまうのも本意ではないし、とにかくこのレースから学べることは学んで、次の機会につなげたいと思います。将来の参戦予定ですが、じつは夏のコミケには「上海娘々賽車隊」は落選したので、そのときにどこかのサークルに委託として今回の本を預けるか、または9月23日 (土・この週末はメジャーなレース・シリーズのイベントはどれも被っていないようです) におなじみの東京ビッグサイトで開催される歌姫庭園14に参戦するか、どちらかは実現させたいと思っています。後者に参戦する場合は、状況の許す限り何かしら新しいもの (グッズにしろ本にしろ) を作って持っていきたいですね。そして、これはかなり先の話になってしまうのですが、来年2018年の6月3日 (日付的にル・マン公式テストに被っている気がする) に開催される、シンデレラガールズのキュートアイドルオンリーイベント・「キュートスターフェスティバル」内の緒方智絵里オンリー・イベントへの参戦を計画しています。このイベントで二冊目の新刊を出したいと思っています。いまから画力の研鑽をして、今回の新刊は自分の中で折り合いのつかなかった部分もあったので、その辺を確実につぶして、万全の態勢でレースに臨めるようにしたいです。   
   
…全体的に愚痴っぽい記事になってしまってすみません。正直まだちょっと心の整理がついていないのですが、いずれどこかで気持をリセットして、つぎのレースに向けて進んでいきたいと思います。最後になってしまいましたが、当日ぼくのブースで売り子をしてくださった「りょりょ」(@blanchimont_ryo) 氏に感謝します。当日はありがとうございました。   
   
Simacher

2017年5月 1日 (月)

イベント予定などなど

実現するかどうか分らないことばっかりなので今から告知記事書くのも少々気が引けるのですが、とりあえず今後の同人イベントの参加予定だけでも列記しておきます。   
   
まず6月25日 (日/2017年ル・マン24時間レースの翌週です) に、蒲田駅近くの大田区産業プラザにて開催予定の、「歌姫庭園13」というアイドルマスターシリーズの大規模なオンリーイベントがあるのですが、そこに自分のサークルで申し込みました。正確には歌姫庭園13というでかいイベントの中で開催する、アイドルマスター シンデレラガールズのオンリーイベントである「シンデレラメモリーズ12」というイベントに申し込んだと言うべきでしょうか (例えるなら「世界耐久選手権」の中の「GTE-Amクラス」に参戦を申し込んだ、という具合になるのかな)。   
サークル名は「アルファコルセ」ですが、これはぼくがシンデレラガールズでいちばん好きなキャラクターの「緒方智絵里」が四つ葉のクローバー探しを趣味としていることと、アルファロメオのレース部隊 (アルファコルセ) の象徴である四葉のクローバーのマーク* (伊語「Quadrifoglio Verde」=「緑の四葉」) をひっかけたものです。ほかにも「ダーンヴァル・コンニュー」 (借りた納屋に男三人でこもってF1カーを作っちゃうあたりが同人活動の精神とかぶるので良いと思った) とか「ブレシア・コルセ」 (正しくはスクーデリア・ブレシア・コルセ、地元の自動車クラブがレーシングチームを名乗ってタルガ・フローリオなどに参戦していた。こちらも同人活動に通ずるプライベーター精神) とか、深い紺色で有名なエキュリー・エコッセとか、いろいろ候補はあったのですが、けっきょく四葉のクローバーのキャラクター付けを重視した結果この名前に落ち着きました。自分のサークルで申し込んだとは言っても、同人サークルというのは会社やレーシングチームと違って、立上げにあたっての手続きやら何やらがあるわけではないので、もしかしたらアイドルマスター系のイベントへの参戦は今回だけ、ということになるかもしれませんし、もしかしたら十年ぐらいこの名前で活動するかもしれません。例によって予定はすべて未定なので…。   
   
上でも言いましたが、今回はアイマス系のオンリーイベントなので、出す本はモータースポーツ的な要素を排した、純粋なアイドルマスターの同人誌になる予定で、現在のところ前述の緒方智絵里をメインにしたフルカラーのイラスト本を予定しています。上海娘々賽車隊に寄稿していた頃から数えるともう五年ぐらい同人活動を (隅っこの方で) やってきていますが、モータースポーツ要素のない本を作るのはこれが初めてになります。まだ中身も完成していない状態なのでお見せできるものがなく申し訳ないのですが、無事に脱稿できたらあらためて告知します。ル・マンの翌週なので、もしトヨタが優勝するようなことになれば、時間的・体力的な余裕と相談しつつ何か関連グッズをつくっていくかもしれません。   
   
また、同イベントにおいてサークル「LunAria。」主宰「しもつき。」氏がリリース予定の「緒方智絵里お誕生日合同」誌に、頁数未定 (おそらく一頁) ですが寄稿させていただく予定ですので、こちらもよろしくお願いします。合同誌なのでいろんな参加者のいろんな緒方智絵里が見られることでしょう。もともと緒方智絵里を知っている人が買うもよし、これを機に緒方智絵里やアイドルマスター シンデレラガールズそのものに馴染んでいくのもよしと思います。   
   
歌姫庭園13に関しては、当日静岡県 (富士スピードウェイではないようですが) で開催されるアイドルマスター シンデレラガールズのライブと日付が被っていて、午後からの首都圏ライブビューイングに参加する方々の都合にあわせて、イベントの開催時間が三十分繰り上がった午前10:30~午後14:30に変更されていることにご注意ください。サークル配置などが発表されましたら、この記事に加筆するか、あたらしく記事を立てるかして、ちゃんとした形でアナウンスしたいですね。   
   
8月には夏のコミックマーケットがあるのですが、現時点ではまだ当落もわからない (発表は6月9日とのこと) うえに、現在上記の通り原稿を抱え込んでいるので、夏コミ用の新刊が出せるかどうか不透明です (上記二点はほぼ確実に出ますが…)。なるべく努力はしますが、もし万が一ぼくの方からはなにも出せないということになったら、その節は平にご容赦願いたく思います。最悪の事態に備えてここで先回りして謝罪しておきます。   
   
それでは、運が良ければ歌姫庭園13にてお会いしましょう。みなさんのご来場を (願わくば新刊と共に!) お待ちしています。   
   
*アルファロメオが今日に至るまで使用している四葉のクローバーのマークの起源は古く、1923年にアルファロメオのワークス・ドライバーであったイタリア人ウーゴ・シヴォッチがレースにおける幸運を祈願してこのマークを彼のアルファロメオ・RLに描き、そのレースでみごと優勝したことから、以後アルファロメオのレーシングカーには同じ四葉のクローバーをかたどったマークが描かれることになった。   
当初は白い菱形 (四辺形) の中にクローバーの葉が描かれている意匠であったが、この菱形の四つの辺は、当時アルファロメオ・ワークスに所属していた四人の最有力ドライバーであるシヴォッチ、アントニオ・アスカリ、ジュゼッペ・カンパリ、そしてエンヅォ・フェラーリにちなんだものであった。シヴォッチは1923年タルガ・フローリオの数ヶ月後、皮肉にもクローバーのマークを付けずに参加したレースで事故死したため、白い菱形は三角形にあらためられ、今日よく知られているアルファロメオの四葉のクローバー・マークが誕生したのである。   
時代が下るとともに、四葉のクローバーのマークはワークス・チームのレーシングカーのみならず、市販のアルファロメオ車の中で特にハイパフォーマンスを標榜したモデルにも描かれるようになった。現在アルファロメオは表立ったワークス活動を行っていないため、この四つ葉のクローバーのマークを目にすることができるのは、事実上市販のハイパフォーマンスモデルに限られている。

2017年1月 3日 (火)

2016年総括+2017年一発目

新年あけましておめでとうございます、主筆のSimacherです。12月31日まで開催されたコミックマーケット91に参戦したところ、三日間の全日程につきあったことで体力をすべて使い果たし、今日ようやく回復してきたところです。なんか新年記事を元日のうちに書けなくて申し訳ない。おかげさまで冬コミに持ち込んだイラスト集は完売しました、ありがとうございました。

さっそく2016年の総括をやっていきたいと思います。F1はロスベルグがついにチャンピオン獲得…と思ったらいきなり引退してしまいましたね。子供が出来て家庭という存在が彼の意識の中に入り込んできたこととか、F1デビューから十年という節目の年に悲願であったワールド・チャンピオンを獲得したこととか、たぶん彼はひとつの大きな理由があって引退したんではなく、いままでずっと張り詰めていた緊張の糸がふっと切れてしまって、円谷幸吉の遺書ではないけれど「疲れてしまって、もう走れない」と思ってしまったのではないでしょうか。いままでハミルトンとの鍔迫り合いでなかなか勝てず「彼は一対一の決闘では永遠にハミルトンに勝てないのではないか」なんて言われたりもしていただけに、その呪縛を踏み越えていった2017年の彼が楽しみだったのですが、ここは本人の意思を尊重するほかないと思います。ちょうどぼくがF1を見始めた年にデビューしたこともあって、わりと好きなドライバーだったんですがね。今年のF1もベンツ無双状態でしたが、それにしては各レースそこまで退屈にもならず、チャンピオン争いも接戦だったし面白いシーズンだったんじゃないかと思います。
マクラーレンは…うーん。確かにすごく進歩したと思いますが、速くなることによって逆にチーム体制が滅茶苦茶なことが明らかになってしまったというか。いまやあのチームはF1チームとして完全に三流、四流ですね。ホンダもまだまだ勉強不足だと思うけど、もはやエンジンがどうとか車体がどうとかいう問題ではないように思います。当初からジェームス・キーのいるSTRとかと提携できていれば良かったのだろうけど、かつてB.A.Rと組んだ時のように、「その程度のチームしか提携してくれそうなところが無かった」というのが案外実情だったりして。

そしてスポーツカー。今年のスポーツカー耐久レースはいやもう凄まじい一年でした。ル・マンの衝撃的な結末は全世界を混乱のさなかに陥れましたが、ほかのレースもなにしろ最終ラップのさいごの瞬間まで決着のつかなかったレースばかり。数え上げると、デイトナ二十四時間レース (ESMリジェ・ホンダとWTRコルベットが最後のスティントまで秒差の争い)、セブリング十二時間レース (ラスト十五分でESMリジェのデラーニが四位から猛チャージし大逆転優勝)、ニュルブルグリンク二十四時間レース (燃料戦略を見誤り最後に余分な給油をおこなったHTPが最終ラップでブラックファルコンに抜かれ首位陥落)、そしてもはや説明不要のル・マン二十四時間レースと、最終ラップに入ってから勝負のひっくり返ったレースの多いこと多いこと。ほかにもワークス勢がつぎつぎ脱落し満身創痍のアウディが勝ちを手にしたWECスパ、BMWとベントレーの十時間以上にわたる死闘が繰り広げられたスパ=フランコルシャン二十四時間レース、富士のふもとでトヨタが二年ぶりのWEC戦勝利を記録した感動のWEC富士、マイケル・シャンク・レーシングがプロトタイプ・クラス最後のレースで値千金の優勝を記録しデイトナの恨みを晴らしたプチ・ル・マンと、2016年のスポーツカー/GTカー・レースは全体的に見ても「退屈なレースが無い」という、とてもすばらしい一年でした。その一方でアウディのWEC撤退やVWのWRC撤退など、モータースポーツ界をゆるがすニュースもありましたが、個人的にはスポーツカー・レースはまだもうしばらくは今のすばらしい状態のままでいてくれると思いますね。WECに限っても、BMWのGTEクラス参戦やLMP2クラスの隆盛など、あかるい話題には事欠きません。

今年もおそらく活動の主軸は絵描きのほうになると思います。ぼくの絵で、たとえばそれまでスポーツカー・レースを知らなかった層の人が、この人類のすばらしい営みに目を向け、それこそ「ああ、地上にはこんなことをしている人たちもいるのだな」程度にでも、モーター・レーシングのことを知ってくれれば幸いですね。ただ今シーズン、特に夏頃からぼくのほうも何かと忙しくなることが予想されるので、コミックマーケットへの参加を含め、どれだけアクティヴに活動できるかはまだ未知数です。すべてはその時にならないと分らない、というのは典型的なマレーシアン・スタイルですね。予定とは決定するまで未定である。あと今年はもっとこう、レース仲間だけでなくて、たとえば絵師だとか、もっと多角的な交流を持ってみたいですね。しかし肝心のぼくがレースの話しかしないからむずかしいか。
ブログの更新頻度は今年もたぶん低いです。というか基本的に「ブログにちゃんとした文章上げるほどじゃないけど、どっかに記録として残したい」みたいなネタはぜんぶTwitterのほうに投げてるので…。ニッサンの連載は1月中には再開したいところですね。

なんか書くこと思いつかなくなってきたんでこの辺にしときます。今年もゆるく生きましょう。

2017.01.03
Simacher

2016年12月29日 (木)

冬コミ参加情報 (超今更)

なんだかんだ気力が沸かなくて告知がこのタイミングになってしまいましたが、今回の冬コミケもアイドルマスターイラスト本で参加することになりました。十二月三十一日・土曜日 (三日目) 東「マ-09a」、サークル「上海娘々賽車隊」(今回は受かりました) にて、夏に出したものと同じコンセプトの、アイドルマスター シンデレラガールズ×モータースポーツの画集を一冊五百円にて頒布します。夏の時はB5版でしたが、今回フルカラーの画を細部まではっきり見せたいとの意図から、思い切ってA4版に大型化しました。頁数も24頁に増えていますが値段は据え置きなのでお得です。また、お品書き画像にもある通りサークル主宰「各々」氏が執筆している富士グランチャンピオン・レースの年度別レース記録、その1975 (昭50) 年版が併売されます。こちらは一部三百円、挿絵はかねてから懇意にさせていただいている「桐義」氏 (夏にぼくが売り子を務めた「逆さスポイラー」主宰です) によるものです。

当日はお隣 (マ-08b) の「うろとま」氏のサークル「万年テールエンダー」にてアイドルマスター×F1の絵本が、また同サークルにて「りょりょ」氏のアイドルマスター シンデレラガールズ×スカイラインGT-R R33イラスト集が併売される予定です。夏の告知記事で「アイドルマスターのレーシングカー・イラスト本が三冊並ぶという空前にして絶後 (絶後かどうかはわかりませんが空前なのはまちがいない) の状況」という言葉を使いましたが、さっそく第二例ができてしまいましたね。どうしてこうなった。


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さてお品書きの隅に書いてありますが、今回もマレーシア・リンギットによる支払いは (一応) 受け付けます。ただし今回ぼくの手元にリンギット貨の手持ちが無い (前回帰省したときに持ち帰るのをわすれた) ので、お釣りは出せません。50リンギット札で払ったら価格は50リンギットになります。その点ご了承ください。

ぼくの本の表紙ですが、ニッサンGT-R LMニスモの、ル・マン後の2015年夏から秋にかけて、世界耐久選手権のスプリント戦に参戦するべく試験走行を行っていた、ハイダウンフォース仕様のものです。表紙イラストの候補がこの車とモンテヴェルディORE-1B、マクラーレンMP4-31の三者あり、自分では決めきれなかったので民主主義にしたがうことにした (Twitterでアンケートをとった) ところこうなりました。みんなこの車ボロクソに言いますけど本当は好きなんですかね。あと前回が予想以上に早く完売しちゃったので今回思い切って部数増やそうかと思っていたのですが正直増やしすぎました気がします。みんな買いましょう。

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リンクリスト

  • Kumaryoong's Paddock
    ソビエト時代の東側諸国におけるモータースポーツ活動について書かれているたいへん誰得なブログ (褒め言葉)。この辺の史料を日本語でまとめたサイトって史上初かもしれません。
  • 作った静止画一覧
    主にMMDで作った静止画を上げています。最近はこっちの頻度のほうが高いですね。
  • Racing Sports Cars
    ル・マンや旧WEC/WSPC/SWC、さらには旧WCMなど、スポーツカー・レースの参戦車両の膨大な資料写真を有するサイト。ドライバー別・車種別検索機能完備。F1もちょびっとだけあります(70年~82年)。
  • F1-Facts
    1950年イギリスGPより、F1に関する全記録を蒐集・公開しているサイト。各年度リザルトページからマシン一覧・写真ページに飛ぶことができます。あなたの知らない名車に出会えるかも。IEは右クリックでの画像保存が出来ないので、PCに保存する際はFireFoxなどを使用してください。
  • 誰得 (boulog)
    謎多きF1マニア(?)、bou_ckさんのブログ。「Wikipediaに載ってないような脳内資料置き場」を標榜するだけあって、その名に恥じぬディープ過ぎるF1マシン解説!Wikiどころか、ネット上にもそうそう無いようなマシンが目白押し。ちなみに「誰得」とは「誰が得するんだこんなもん」的意味合いのフレーズ。 2015.12.13追記: このほどYahooブログからfc2ブログに移転されました。
  • 作ったもの一覧。
    私の動画作品一覧です。気力の低下と更新頻度の低下はすべからく連動しています。
  • アカクテハヤイ フェラーリエフワン
    沖縄在住のフェラリスタ、Shigeoさんのブログ。1日1更新(原則)でフェラーリのさまざまな話題を取り扱います。レア物のフェラーリミニカー募集中だそうな。
  • METMANIA
    私の作るペーパークラフトの大半はここからきています。ヘルメットのぺパクラって多分ここにしかありません。