カテゴリー「動画製作」の記事

2015年1月17日 (土)

2015年いっぱつめ/第14回MMD杯予選

新年早々ご無沙汰して申し訳ありませんでした、Simacherです。じつは三が日後ぐらいに記事書けばいいやと思ってたら風邪を悪化させてしまい、しばらく寝込んでおりました。というわけで今回、新年のアイサツもそこそこに、今回開催される第14回MMD杯のぼくの動画の解説記事をもって2015年をキックスタートしたいと思います。動画はこちら。



動画をご覧になった方はわかると思いますが、今回の主題は「モータースポーツ」。もともとぼくの「本業」だし、いつか本格的に取り組んでみたかったテーマでもありますね。いままでグランツーリスモシリーズで「自動車と女の子」の構図は何度もやってきましたが、市販乗用車を排した、完全な「モータースポーツ・シーン」で作るのは今回がはじめてです。

写真はすべてぼく個人所有の1/43スケール・モデルカーを使用しての撮影で、そこにMMDモデルを合成しています。このスケールのレースカーだとだいたい全長80mm~100mm前後のサイズなので、普通のカメラで撮影すると被写界深度がけっこう厳しいんですが、まあそこは構図や編集でどうにかしていきましょう。主にスパークモデル・ミニチャンプス・ときどきQ-MODELといったラインナップで、手持ちのモデルの関係でF1とスポーツカーしか出てきません。最終的に両者が同じぐらいの枚数になるように調整したいですが、実際に持っているのはスポーツカーのモデルがかなり多いです。

今回の手法で意識したというか、根底にある考え方のひとつに、「戦車模型のジオラマ」があります。戦車や航空機など、いわゆるミリタリー模型の世界では、たとえば「沃野のただ中、砲を掲げて突進する戦車」とか、「激しい市街戦のさなか、瓦礫の山と戦車のあいだでつかの間の休息を貪る兵たち」といった、見ているだけで想像をかき立てられるような大作・力作ディオラマが多数存在しますが、レースカーでそういった作品を不思議とみたことがありません。そういった作品を見ることで、たとえば戦車戦の歴史に対する知識を蓄えるきっかけになったり、ジャンルの振興にはとても有為だと思うので、今回それのモータースポーツ版をやってみたわけです。戦車模型だと背景の街並みや木々まで作りこむ人が多いのですが、今回は主に時間の制約でそういった小道具を用意できず、「車と人」のみの絵ですが…。

特に今回、タイトルにもあるように、レースカーを実際に支えているメカニックやエンジニア、そういった部分にフォーカスを当てた絵を集中的に見せたいと思っています。また戦車の話で恐縮ですが、たとえば戦車だったら、華々しく敵戦車や陣地に向けて砲撃しているシーンとか、勇ましく進撃するシーンなんかが華になるわけですが、一方で休息する戦車兵とか、撃破されて打ち捨てられた戦車とか、そういう躍動と躍動の狭間にある「一瞬の間」みたいなシーンがぼくは大好きなんです。そういうシーンは、えてして人間の情感とか、場の空気とか、そういうものがにじみ出てくる絵が多い気がするのです。レースカーで言えば、コース上で全力疾走していた車がピットに飛び込んできて静止する。メカニックがそれに飛びついて、タイヤ交換や応急修理やらの作業を懸命にすすめる…。あるいは、大事な予選タイムアタックの直前、エース・ドライバーをコース上に送り出さんと車の脇で待機するメカニック。頃合いを見計らい、そのメカニックたちに手サインでパッと指示を出すエンジニア…。そういう、静寂のなかの激動、みたいなものをどうしても伝えたいのです。モータースポーツというと、もちろんレースカーが速くて格好良いのもそうですが、あれの格好良さの大半を、ぼくはそういった「間合い」の中に見出すのです。

音楽はたぶん予選と決勝で変えることになると思いますが、今回の予選版はDollie De Luxe「The Waltz Arias」という曲で、ブリジストン・ポテンザの1988年版テレビC/Fに使われたものです (最後のしゃべりもこのC/Fから)。このコマーシャル、モータースポーツ好きの琴線にズバズバ踏み込んでくるような映像で、おそらくぼくが見た日本のコマーシャルのなかではいちばん好きな映像です。ラストの台詞、あれはまさにぼくの心境を代弁しているようですね。これからもモータースポーツ・ファンであり続けたいと思います。 すでにモータースポーツ・ファンである方が、今回の動画を見てその思いを新たにしてくれれば幸いですし、あまりモータースポーツのことを知らないという方も、これをきっかけにこのすばらしいスポーツに興味を持つようになってくれればと願っています。

あまり多く書くと決勝終了後に書くネタがなくなりそうなので、今回はこの辺で。予選動画のマイリスト登録による投票も、よろしくお願いします。それでは、MMD杯決勝動画の記事でお会いしましょう。

2014年3月10日 (月)

第12回MMD杯総括

さて、1月18日の予選開始をもって開幕した第12回MMD杯ですが、投稿・投票期間を経て、さる3月3日、すべてのプログラムを消化しめでたく閉幕しました。今回、ぼくにとって第6回以来通算7回目となる参戦を果たしましたが、以前書いたとおり急用で2月中旬まで日本にいたため、動画の製作に多少なりとも制限の加わったコンディションでの参戦となりました。たまたま東京じゅうを歩きまわるような用事だったため、その合間々々にあちこちで撮ってきた写真でもって、ぼくがいつもGTでやっている実写合成の素材にしよう、と思い立ったわけです。



3月3日・日本時間21時の時点で、本選動画は2106再生・60コメント・117マイリストを達成しました。応援してくださった皆さん、ありがとうございました。

製作のバックグラウンド的なものですが、タイトルにあるとおり全部縦の写真で作っています。というのは、GTのフォトトラベルで素材を撮るときはだいたい横構図 (最近はそうでもないですが) で撮るのに、日本に行っていざカメラを構えてみると、無意識なのか何なのか、撮る写真が全部縦構図になっているんですね。これはこれでなかなか面白い、いっそ動画一本ぜんぶ縦向きにしてしまえばいいんじゃないか、と思っての製作です。この辺のお話は以前、日本に遊びに行ったときにご一緒したZebr@さんのブロマガ記事にもちょっと触れられています。…自分ではこんなこと言ってたなんてもう忘れてしまってるのですが、なるほどこれは以前からあった考え方ですね。簡単に言うと、東京の街は「地平線が見えない」ようになっている。たとえば一枚の写真の中で、奥行きを「前ボケ・ピント・後ろボケ」の三段階に分けて考えると、その三つの段階のすべてに縦方向の主線が複数入ってくるわけです。背景はたとえば電柱や高架、ビルディングだったり、前ボケなら手すりや柱、店の軒先など、そしてピントは大体の場合「人」に合わせますからこれも縦方向の伸びですね。ケランタンの田舎だと特に背景、後ろボケの部分に入る縦の主線がほとんど無いので、結果的に地平線を意識した作品になってくる (=横構図になる) わけです。ちなみにケランタンでいちばん高い建物は、電波塔のたぐいを除くと、ケランタン川の川べりに建っている15階建てのマンションです。

ただ実際の合成段階ではちょっとばかり苦労しました。それまでほとんど横構図のGT写真で遊んでいたぼくにとって、横の主線を意識しない構図に被写体をはめ込むのはほとんど初体験と言っていい状態で、「慣れる」までにそれなりの時間がかかりました。結果として何枚かボツカットがあります。一枚だけ、予選の動画にボツカットがそのまま入っていますが、予選動画を上げた段階では本当にあの数枚しか完成していなかったゆえです。言い訳というわけでは無いけれど、撮り歩きといっても用事がてらのことなので、時間を見つけて撮り溜めしておくというわけにはなかなかいかなかったもので…。日本から帰国したのが2月13日深夜で、翌14日早朝にKLに到着するスケジュールだったのですが、KLからコタバルまでの飛行機の待ち時間が4時間弱もあったので、本選動画は飛行場のコンセントにPCをつないで作っていました。MMD杯の動画を飛行場のベンチで作った (しかも長旅でグロッキーになりながら。長いフライトは本当に疲れる…) 作者はたぶんぼくだけです。

さて、ここまで苦労 (身から出た錆?) を重ねて作った動画ですが、応援してくれた方々には申し訳ないですがぼくとしては今回の結果にはたいへん不満です。あまり大きく外したという印象は無いし、ぼくとしてはこの動画で入賞とまではいかなくても、コンスタントに数百マイリスト (200~300ぐらい) は出せるという自信があったわけですから。117マイリストというのは、ぼくが杯に参戦しはじめて以来の個人最低記録です (ぼくがあらゆる意味で時空の彼方に葬りたいと思っている第6回ですら200ちょっとはあった)。データを見ながら書いてるわけでは無いのですが、体感的には前回から急に数字が稼げなくなった、という印象があります。参戦数がどんどん増えていって、個々の動画にあまり目が向けられなくなっていることの現れかもしれません。そういった激戦区の中で、なんとしてでもまずは再生数を稼がなきゃいけないわけです。ぼくみたいに地味な動画を作ってる製作者は辛いところですね。もちろん「数字だけがすべてではない」ということは重々承知の上で言いますが、入賞していない状態ではマイリス (スコア) 数というのは製作者にとっていわば一番見やすいメーターです。それがモチベーションとか、次もガンバルゾーとか、そういったなにかに直結してくるので、たとえ自分でどんなに「これはいい動画が出来た」と思えても、それに対するフィードバックが得られなければ、モチベーションは下がるばかりです。前回の杯で急に数字が取れなくなった時は「まあ調子のわるいときもあるだろう」ぐらいにしか思っていませんでしたが、二回連続でこんな状況では…。次回の杯の参戦予定はいまのところ未定です。ぼくにとって目に見えるフィードバックというのは結構、やる気に影響してくるものなんです。

さて、愚痴はこのぐらいにしてコメント返しといきましょう。
>海外からなのに日本だぞw
前述のとおり、今回ちょうど用事で日本にいました。日本人が普段見ている日本とは違った視点、というのを感じ取れたら幸いです。

>もしやgoogle猫が今年も!?
「Google猫」というのは、一時期ネット上で話題になったGoogleMap上に出てくる「二本足の猫」というヤツですね。あれを動画に仕込むのは、ぼくのアイデンティティといったら大げさだけど、なんというか描いた絵にサインをするような感覚ですな。あと「女の子がサックスを吹いてるシーン」も、なんとなく毎回入れてます。

>いつもながら音楽選びセンスいいなー
今回被写体がミクなので、ミク曲からセレクトしています。ちなみに動画内クレジットで音楽を「sano taido」氏のクレジットとしていますが、正しくは「xenosounds」です (動画説明文の部分は訂正済み)。この場を借りてお詫びします。

>最近のカメラだと縦構図にすること少なくなったから新鮮だな
そうでしょうか。最近のカメラ事情はあんまりよくわかってないので何とも言えませんが、たしかに縦の写真ってあまり見ない気がします。

>日本も結構きれいな国なんだな、ありがとうup主
そういっていただけると、ぼくとしても動画を作った甲斐があるというものです。やはりそこで普通に生活していると、なかなか見えてこないものってあると思うんですよ。

>海外の海外は日本ってことか・・・
その発想はなかった。なるほど確かにそうだよなあ…。

>GJ!せっかくだから住んでる所ので見たかった
住んでる所というとコタバルですね。コタバルの場合、写真うつりの良さそうなところは何箇所か知っているんですが、ケランタンはちょっとした移動にもわざわざ車を出さなきゃいけないようにできているので、なかなか不便というか…。連日外が40度なのでうかつに徒歩で移動も出来ません。

>美しかった、さあ次は動画での実写合成をw
ぼくはこのコメントをした方に心当たりが無いといえばウソになりますね。でも動画で合成するのは静止画の334倍の手間がかかるのでたぶんやりません。ネタも今のところ無いし…。

さて、上記の通り次回の参戦予定は未定ですが、もし参加するとしたらGT6を使ったものが遂に登場することになると思います。題材を何にするかもまだ考えてませんが…。個人的事情で今月末からにわかに忙しくなることが予想されるので、しばらく各方面の更新も途絶えるかもしれません。今回の杯もメタクソな結果に終ってしまいましたが、数々の応援、マイリス、コメント、どうもありがとうございました。

2013年9月27日 (金)

第11回MMD杯総括 (大遅刻)

ちょうど今回のMMD杯の閉幕時に用事で家を開け、その後もいろいろ立てこんで総括記事も書けなかったSimacherPです。いや用事というか、要所々々でできたヒマを全部海軍事業のほうにつぎ込んじゃった故の失敗なんだけどね…。凝り性というか、一度何かにハマるとおそろしいことになる性格なもんで、まぁシャレにもなりませんや。ちなみにようやく2-4をクリアした程度です。というわけで、さっそく今回杯の二作品を見て行きましょう。左がファーストカー、右がサポートカー。



今回投票締め切り時点でネット閲覧ができなかったため、締め切り時の集計は無し。記事執筆時点での数字はファーストカーが2213再生/83コメ/150マイリス、サポートカーが同1935/48/37。応援マイリスやコメント、毎度どうもありがとうございました。有り体な数字の話をすれば、初めてファーストカーのマイリスが200を割った大会ということになりますね。個人的にはいつもどおりぐらいの自信はあった作品ですが、やはり予選終了時点で推測したように、参加作品の母数が大きくなって、票が散らばった結果、とも考えられるかもしれません。次回でのリベンジを期待したいところ。

作品そのものの解説はライナーノーツ記事にゆずるとして、ここでは主にコメント返しを行いたく思います。というか作品解説以外にあんまり書くことないんだよね。まずはファーストカーから。

>ミクさんモノクロームヴィーナス!
じつは七葉ミクさんでモノクロ写真作るのははじめてでした。カラーで見栄えのイイ写真がモノクロでも同じかというとそうとは限らないのでどうなるかと思っていましたが、まあ案外合うもんですね。

>今のグーグル猫なんじゃwww
例の「グーグルマップに出てきた二本足の猫」ですな。どうもこの子、名状しがたいキモさと魅力が混在していて大好きなのです。今後共わが作品のトレードマークにしていきたい所存。

>何処の町なんだろう
GT5のフォトモード内です。今回ドイツ・アールヴァイラー、イタリア・サンジミニャーノ広場を重点的に使いました。主に絵的な理由です。そろそろGT5の背景素材の枯渇も深刻になってきました。今回もけっきょくそのせいでツメが甘いというか、やや単調な感じになってしまったかもしれません。反省…したいところではありますが、ここはやはり素直にGT6を待ちたいです。

>ミクさんに惚れ直しました
ミクさんマジいい女。

>敢えてモノクロというのがまたいいねえ
ライナーノーツにも書いてますが、ニコ童祭の頃からあった構想です。モノクロで上手くやれれば写真屋としてはいっちょまえと考えて差し支えないかと思います。ぼくはまだまだ半丁前ですな。

>フォトジェミックも杯の醍醐味だよな。見てて落ち着く
前回杯ではkoishi氏がひさびさの参戦、今回は新たに動きをもたせた作品群が登場と、ここのところ界隈の進歩発展の勢いは眼を見張るものがあります。その中でいわば古典的な技法に頼ってやっているぼくなどは森のなかの枯れ木みたいなもんだと思いますが、そこはひとつ「枯れ木も山のなんとやら」、ということで…。

>馬の次に来たからなおのこと落ち着けるわ
「馬」というのはおそらく今回杯に参戦した「あの」動画のことと思いますが…。まぁ確かに、見たあとでは「そうだろうそうだろう」と頷くしかないような、うん。

>海外組のこう言うセンスの良さはさすがだな
ありがたいことに、よく言われるコメントではあります。ただ個人的には何か特別なことをしているというつもりはあんまりないのですが…。

>二眼レフカメラで撮影したんですな
二眼か~。今後のテーマのひとつとしてメモっておきませう。製作段階ではそんなんこれっぽっちも意識しとりませんでした。ぜんぶ正方形の写真で揃えはしましたが、考えてみるとなるほどビンテージカメラのディメンジョンですな。セルロイドを乾板がわりに使っていた時代となると20世紀以前のことですから、時代的にはありえなくもない…のかな。関係ない話だけど「キャビネ判」って響きがすごくそそるよね。

>自然すぎて一瞬どこにいるかわからんかったw
完成後しばらくしてついったで言われた話ですが、自然に溶けこませることを極めるとなると、このようにモデルが迷彩効果をかけられたようになって、地味化一直線なのではなかろうか、という話題がありました。正直そこまで考えが及ばなかった。モデルが浮いて違和感バリバリな写真はなんかいかにもアレだし、かといって巧く溶かしこむとそれはそれで存在感がなくなるという頭の痛い (ある意味贅沢な?) 悩みですね。今回の作品、ひとことで言えばやはり総じて「地味臭い」ということだったんじゃないかな~、とは大会終了ひと月経ってからの述懐。「地味臭い」という単語の中には「ミク」という文字列が混じっていますね。でもミクは地味じゃないと思います。いや思いたい。

>モノクロのほうがうまく溶け込みやすいかもね
うーん、それは一概には言えないかと。以前MMDで写真合成のやり方を解説した記事を書いた際、「上からまるごとキツいエフェクトをかけて押さえ付ける」という技法を紹介しましたが、モノクロをエフェクトと考えればさもありなんな話です。でも実際はモデルごとの相性とか、絵の合わせ方なんかがあるのでそう簡単な話じゃないと思うのです。今回も、マイリスコメのほうでしたが「モデルがちょっとシャープすぎるんじゃないか」という趣旨の意見がありました。はてさて、どっから見ても自然な映り方てえのは難しいものじゃテ。

次にセカンドカー。ライナーノーツで書き忘れたことを補足すると、動画見てみるとわかりますが最初から最後までワンカットで収めています。MMD側でちょっとカメラワークを付けて、それをPCモニターで再生してデジカメでワンカット直撮り。このカメラワーク、じつはMouse on the Keysの「Completed Nihilism/Spectres de Mouse」ライブ映像から着想を得ています。第9回の時にもライブ音源にインスパイアされて「最後の晩餐」のBPMいじってたりしたなあそういえば。魔理沙モデルは「Ki」氏の心綺楼魔理沙をベースに「にがもん」氏の魔理沙モデルのヘッドを移植したもの。簡単な改造なので近寄ってみるとボロが出ます。じっさいに撮ってみるとやはり「実写感」がいまひとつ足らなかった。ではコメ返しいきましょう。

>画質が逆に実在感を感じさせる
なるほどー。ぼくが考えていたものとはちょっと違う出来栄えになってるんですが、これはこれでOKだったということか。参考になる意見です。

>マレーの虎こと山下奉文かな?
ち が い ま す …というかみんなよく知ってるよなあ。こっちでは歴史の教科書にちょろっと名前が出てくる程度の人です。例のブラゲーで俄に日本海軍が脚光を浴びるよりも前から、軍艦マニアがけっこうまわりにいましたし、日本はもしかするとミリオタ率がなにげに高いのだろうか。

>こういう試みはどんどんあってもいいと思うんだよね
前回の杯もそうでしたが、だいたい新しいネタを思いつくと、投稿してからも「ネタかぶりとかしたらどうしよう」とか思ってる意気地なしなので、どんどん出てくるのはいいのですが心臓にわるいです。

>MMDをテレビに出力してビデオ撮影…なのか?
上にもありましたが、TVではなくPCモニターです。ブラウン管TVに出力出来ていたらすごく良い演出になったと思うのですが、あいにくウチのTVはすでに薄いほうに兵装転換してしまっておりまして。

>マレーシアから参加なんて嬉しいな。歓迎するよ
ありがとうございます。ふと思いましたが、この動画の場合、最初の方に「マレーシアMMD協会」のカットインを入れてるのでそれとわかりますが、たとえば今回のファーストカーのような動画を見て、ぼくがマレーシア人なのだというのがわかる人ってどれだけいるんだろう。いちおう毎回「MMD海外組」タグは付いているので、知っている人は知っている、というレベルかな。

以上、主だったコメントを見てきました。数字の上では苦戦した今回も、視聴者の皆さんの応援は変わらずアツいことを確認できたのが収穫、ですかね。次回杯の予定はハッキリ言ってGT6の発売時期と入手時期に依存します。もしかしたら遅刻かスキップするかもしれませんが、いずれ動画の上がるその日まで待っていてくれればと思います。それではごきげんよう。

2013年8月19日 (月)

第11回MMD杯・ライナーノーツ的ななんか

日本のコトワザに「ミイラ取りがミイラになる」というのがありまして、何かを止めようとか、捉えようとかして出ていった人がその何かに反対に捕まってしまう、というような意味らしいのですが、今まさにそのコトワザの実際奥ゆかしい意味合いを噛み締めているわけであります。他人が寝ても起きても海軍力の増強や兵装の開発、整備に明け暮れるのをツイッターで横目で見ていたら、いつのまにか自分も提督業務に携わるハメになってしまい、そのせいでMMD杯の動画にあてるはずの貴重な休暇を海軍大佐としての艦隊勤務でまるまるふっ飛ばすという快挙。おかげで動画の完成が真剣に危ぶまれました。特にその名を秘しますがあれはホンマ罪作りなゲームやで。

まあしかし、実際ミイラになっていたらこの記事は世にでることがないわけで、けっきょく青息吐息の状態になりながらなんとか動画を完成させることはできました。もともとぼくの動画は写真メインなので、素材となる写真ができていればあとは編集でくっつけるだけですから手間はかからないのですが…。



左の動画が今回のファーストカー、右がサポートです。以前の記事にて「全編モノクロでMMD杯出たいなあ」と言ってたのを覚えてらっしゃる方もいるかも知れませんが、今回のこれがつまりその動画ですね。以下、動画の解説。

まず左の動画。曲はニコニコボカロPの古参baker氏の「celluloid」。セルロイドというのはもともとフィルムが登場する前に写真用の乾板として使用されていたこともあり、今回あえて全編モノクロにしたのはその辺とかけているから、というのもあります。写真的には、サブテーマとして「ミクの冒険」というか、これまでやってきた動画ではあくまで「撮影者がファインダー越しに女の子たちを見た姿」を意識して撮っていたのに対して (カメラ目線カットとか、他の女の子と喋っているシーンとか)、今回の写真群はこう、ミクが対象者に向けて写真をとっているシーンとか、他の何かを眺めている (「心に焼き付けている」という設定) シーンとか、つまり「ミクが誰かに何かを伝えようとしている、また伝えたいものを探している」姿をかなり意識しています。なので、まじまじと見ているとわかりますが、最後のワンカット以外カメラ目線が入っていません。時折入るミクなしのカット、あれも「ミクが撮った写真」という設定でして、中盤に出てくる猫の写真なんかその最もたるものですね。肝心の「誰に」「何を」「どうして伝えたい」のかはあえて設定していません (ちょっと考えてたことはあるけど)。皆さんのご想像というか、この動画を見て何かが伝わったなあ、と感じたのであれば、それはつまりミクが伝えたかったものなのです。あー今俺すごいカッコいいこと言ったなーヤバイなーカッコいいなー

ちなみに今回の動画、もしグランツーリスモ6が順当に発売されれば、GT5素材を使用した最後の動画となる可能性が大です (それ以前にGT6の発売が延期される可能性が…とは言わない)。思えば第6回から今回まで、6回の杯すべてにおいて何らかの形でGT5 (時折GT4) のお世話になってきたわけです。本来の楽しみ方とはかけ離れたものとは思いますが、すばらしいゲームに情熱を注ぎ続ける山内Pにも感謝の意を。

さて右の動画。こちらは、以前から考えていた「直撮り素材」、「PCモニターで再生した動画をデジカメで直撮りしてうpったら雰囲気出るんじゃね?」と考えての作品。結果的に思ったより「実写感」が出ず、個人的には50点ぐらいの出来といったところ。曲は以前にも使ったことがあるMouse on the KeysのEP「sezession」より「A Sad Little Town」。Mouse on the Keysはほんとハズレが無い。EP「Machinic Phylum」から路線転換というか、スタイル変わるかもしれない、的なことを本人たちがインタビューで言っていた記憶があるんだけど、どうなるんだろうなあ。

さて、これから2週間投票期間ですので、願わくば動画をマイリスト登録して応援してくだされば、と思います。それでは閉会式後の記事でまた会いましょう。

2013年6月29日 (土)

第五回東方ニコ童祭・ライナーノーツ的ななんか

ほぼ四ヶ月ぶりの動画ですが、東方ニコ童祭に参加することに。動画はこちら。



諸般の事情により、本来投コメにて書いておくべき動画の解説を行うスペースがなくなってしまったので、ここでライナーノーツ的なのを書いていこうと思います。動画見た人で一体何人がここまで来てくれるのやら見当もつきませんが…。

曲は東方アレンジ曲のボーカルで有名な三澤秋「フォノトグラフの森」 (EP「冬空のアルペジオ」収録)。もともとこのEPは前作「夏花の影送り」に引き続き、中編小説をベースに物語性をもたせたコンセプト・アルバムみたいなものですが、曲の雰囲気が良かったのであえて採用 (原作小説もなかな魅力。「秋の空」公式サイトにて公開中)。「フォノトグラフ」というのは、19世紀に開発された記録装置で、「音を波形として記録する」ためのもの。録音するわけではなく、あくまで「音」という抽象的なものを「波形」、「図形」として可視化するためのものでした。今回の動画の場合、形式そのものはいつもやってる「実写合成」なのですが、あえて写真を全部フルモノクロにしています。フォノトグラフが「音」を「波形」という、二次元の直線の組み合わせに凝縮するように、ある音楽 (今回の歌とは限らず) をきいて連想されるであろう情景、それを強調するために、あえて視覚の一大要素である「色彩」を抜き取って、その分「景色」を浮き立たせようとしたわけです。イメージとしては「写真の森」というのか、まず森の中の大木の幹の一本一本、みたいな感じで音があって、その音の中に、これは葉の部分ですね、情景があるわけです。その情景がぼくの場合写真だった、ということですね。だから「フォノトグラフの森」。「Phorest」になってるのはぼくの造語、単に「Forest」じゃ味気ないよなあ、と思っただけのことです。ああ中二くせえ

今回製作のモデルというか、じつは「モノクロでやろう」と思ったの製作途中からなんですが、コンセプト的にはF1カメラマンの原富治雄氏が94年に作ったホンダF1のカレンダー、あれが念頭にありました。全編モノクロフィルム作品のカレンダーで、「そのまま飾って置けるように」との配慮で写真6枚・12ヶ月分がそれぞれ別紙で封筒に入れられたもの。ホンダF1のカレンダーの撮影は原氏が長らく手がけてきた仕事でしたが、本人曰く「91年頃からモノクロフィルムでカレンダーが作れないかと思って、いつも使うカラーフィルムとは別にモノクロを持ち歩くようになった」、「撮る段階から仕上がりのイメージを決めて、紙に焼く工程まで自分で仕上げた」という気合の入れよう。その写真がすごい雰囲気というかオーラだった。もともとぼくはF1が好きだからカラーでもモノクロでもF1の写真は大好きなんですが、それとは別な次元で。だから「枚数を抑えながらモノクロで魅せる」感じのモノを一度は作ってみたかったんですよね。今回のは曲の尺の関係で枚数はそんなに抑えてない (28枚ぐらいだったか) んですが、これはつぎのMMD杯で完成させたいコンセプトですね。

白黒写真というのは、最近では「あぁこれ色調おかしいな、白黒で出すか」とか「あぁこれライティングおかしいな、白黒で出すか」とか、少なくとも実写の世界ではどうもそういうクイック救済用途な使われ方が多い気がしますが、ぼくはそういう考え方に反感を持ってはいないけれど、ちょっと理解できないように思います (別にそれでいいなら好きにやればいいとも思うけど)。白黒で綺麗に撮るには白黒なりのコツとか、難しいところが色々あるわけで、まぁカラー写真と対をなすような感じのものではあるけど、決してカラー写真の代わりというわけにはいかないわけです。F1のレースで勝とうとするのにル・マン用の作戦をそのまま持ち込んでも勝てるはずはないし、逆また然り。カラーで構図がしょぼかったりライティングがわるい写真は、白黒にしたところで構図がしょぼかったりライティングがわるいままですからね。特に白黒で難しいのは、カラーのように色の組み合わせを考えなくてもいいかわりに、さっきも言ったけど視覚に訴えるはずの「色彩」が全くない世界だから、その分他の何か、構図とかコントラストとか背景の選定、そういったところにもっと気を配らなきゃいけなくなるわけですね。

モノクロフィルムは伝統的にポートレート、肖像写真とジャーナリズムに多用されてきた歴史がありますが、これだって色を吸い出して無くしてしまうことで、表情や肌の質感、あるいは写真の中で起きている出来事といった、もっと根源的な要素を引き立たせてくれるからという理由があるわけです。MMDでは扱っているのが3Dモデルだから、クローズアップでポートレートを実写と同じようにやる、というのは少しむずかしいかもしれないけど、今回はどっちかというとストリートフォトみたいな物だからなんとかなったようなもんですね。MMDでスタジオポートレートを再現するのはちょっとまだ先の話になりそうです。最近では肌の質感を再現するようなMMEのシェーダーなんかも出てきているし、それに現実の撮影で使うような光源設定なんかを組み合わせれば「出来ないことはないだろう」ぐらいには思ってるんですが、この辺はつぎに向けての課題ですな。モノクロフィルムで女の子を撮ると、上手い人がやれば本当に美しいですからね。

あ、ちなみに動画の投コメのほうで誰かキチってますが仕様です。

2012年9月 4日 (火)

第9回MMD杯総括

2012年7月20日に無事、開始した第9回MMD杯。ぼくにとって4回目の参戦となるMMD杯も、さる9月3日をもって投票期間を終了し、順位集計・表彰を残すのみとなり、動画屋の仕事は一段落ということに相成りました。期間中、わが動画たちに寄せられた応援のお陰で、戦績はどうにか前回の惨状から回復を果たし、そればかりか期間中累計再生数・マイリスト数の自己ベストを更新するというおまけ付き。コメントしてくれた皆さん、マイリストしてくれた皆さん、広告してくれたみなさん、そして視聴してくれた皆さん。あらためてありがとうございました。月曜午後20時の時点での記録を取りそこねたため厳密な数字は不明ですが、記事を書いている9月4日16時現在(マレーシア時間)、それぞれ「6782再生・186コメ・417マイリス」、「2596再生・98コメ・113マイリス」を達成しました。V字回復なんとか成功、といったところですね。   
   
    
   
ではまず左の動画から解説していきましょう。恒例の静止画合成ですが、今回は7回杯で一度ご登場いただいた「トイカメラ・コンセプト」にふたたびご登場いただきました。実は前回杯でも使おうかと検討し(結局実現せず)、その後ニコ童祭に使うことも考えましたが、結局はMMD杯に向けて温存することになりました。投稿日(つまり完成日)がかなーり早い段階なのは、前回の教訓からできるだけ速く実作業の部分を終えたかったことが大きな理由ですが、ギリギリの段階までニコ動祭への流用を考えていたから、という裏の理由もあったんですね。結果的にはMMD杯でお披露目することになっていますが、もしニコ動祭のほうに出したらどうなっていただろうと、少し興味はあります。   
   
今回の動画は、今までと違って「東方キャラ」を起用しているのが大きな特徴。以前、8回杯の際に某所で管を巻いていたところ、「キャラが単一だと見る側も飽きるのではないか」的なコメントをもらったのが発端。確かに今までの「GTでミクをいろいろ連れてって撮る」やり方だと、キャラはミクしかいません。GT5の絶望的な素材不足を見るに、どうしても画面が単調になってしまう、ということなんでしょうね。背景でバラエティが出せないのなら被写体で出すしかない、ではいちばん被写体が多いのはどこか、じゃ最近興味も持ってきたし東方だ、というのはいわば当然の成り行きでしたが、こうして見るとGTと東方はかなり「合う」んじゃないか、とも思います。東方にそもそも興味を持ち始めたのはたぶん今年に入ってから、2月ごろぐらいだったと思うんですが、最初は「ミクの別モデルをいろいろ集めて行こうか」、「アイマスでやるというのはどうか」という考えもあって、その後「ミク・東方・アイマスと全部入りで攻めるのはどうか」ということも考えつきました。これは実際に実行寸前までいったのですが、それだとどうしても「ごった鍋」、雑然と終ってしまう危惧がありまして (いろいろモデルを使って行っても、そこに例えば「アイマス」とか「ミクモデル」とか、最低限のバックボーンはあるわけで、この場合みんな「MMDモデル」ということもできますが、それではあまりに大味なんじゃないかな、と思ったわけ。そういう意味で今回杯のライクーP作品は「巧いなあ」、と。画面のものすごさとかももちろんだけど、ああいったまとまりのない集団をひとつの動画に押し込んでそれを見せる見せる。だから「巧い」んじゃないかな、ぼくがああいうデカイのを作るとしたら絶対「東方だけ」、「ミクだけ」になると思う、そのへんがやっぱり腕の差、センスの差なのかな)、それで東方で行く事になりました。   
   
さて、トイカメラが7回杯で登場済みなのは上で語りましたが、じつは7回杯のものは「エフェクトでそれっぽくしただけ」であって、レンズそのものは50mmとか70mmとか、中望遠で撮ったものがほとんどでした。中望遠で車を撮ることに慣れていて、当時はまだv2.00アップデートもなかったし、慣れない広角でドライバー人形 (GT5で写真撮ってる人ならわかるかと) もなしに合成用の写真をバシャバシャ作るのはちょっと厳しかった、ということ。今回はあの頃に比べて腕も上がったし、PCもグレードアップしていろいろソフトでいじくれるようになったしMMEも使えるし、じゃあ前回こだわれなかった「32ミリレンズ、f/2.8」(初代LC-Aですね) までやってみるか、と思い立ったのがきっかけなので、元の素材も当然、すべて32ミリ・f/2.8で統一してあります。最初の方は「撮りながら勉強していく」感じで、広角側を扱い兼ねている感じもしましたが、今ではすっかり手に馴染みました。特に市街地の隘路のような狭い場所で使い勝手がいいですね。   
   
そして右の動画。例によって、今回のMMD杯も「エース1台+サポート1台か2台」で行くことにしていて、決勝限定サポート用のネタもいくつか出来上がった状態でしたが、結局のところ、根性と時間がなかったせいでサポートカーは1台だけです。それも16日の金曜日、あと1時間でKL行きのバスが出発する段になっても作っていたんですからねえ。前日 (厳密には当日だけど)の午前2時にPC立ち上げ、午前4時ぐらいから素材出力を開始して、7時ぐらいで一旦仮眠、金曜日の昼すぎから作業を再開し、まず素材をつなげ、そこからエフェクトがけやらエンコードやらで、アップロード出来たのが午後4時寸前。アップロードなどほとんど秒読み段階でした。4時半のバスでKLに行く予定 (このKL行きが前回の記事のネタですね) が入っている状況下でこの根性。火事場の馬鹿力とは侮れないものです。普段から備えておけよ、と言いたくなる気持ちはわかりますが…w   
   
曲は前回に引き続く登場のMouse on the Keysから「最後の晩餐」(EP「Sezession」より)、モーションは「ごしかん」氏作「少女未遂」のモーションを借りています。原曲は3分26秒、こちらの曲は3分40秒ぐらいでちょびっと足りないのですが、そこはBPMすり合わせとカメラアングル、さらには逆再生まで使って素材は確保できました。イントロ終りからアウトロ始まりまでの区間だけ、もとの124BPMから134BPMにワンクリック分あげています。意図的に早くしているのは、YouTubeで見つけたこの曲のライブ版の印象が強かったからでしょう。キャラ選定はわかりやすく東方・アイマス・ボカロから一人ずつ。人選の理由は下の方であらためて語りますが、今回元PVをけっこう意識していて (白黒とか)、なるべく「キャラを前に出さない」というか、「ニュートラルな感じ」を出したくて「三すくみ」のキャラを持ってきたわけです。曲そのものがアングラチックなポストロックなので「ミク」とか「東方」とか関係なしに、「単なるひとつのビデオ」として仕上ました。   
   
この動画なんですが、古くからぼくのアイマスMADを見てくれている人にはティンと来るものがあるでしょう。まだ「他人が手を出してないアイデアに手を出せば、自然に1000再生ぐらい行くだろう」と勘違いしながら動画を作っていた頃の作品、そのうちのひとつに「パッチワーク的に最初から最後まで一気に仕上げていて息切れしない」という感じのコメントを頂いたことがあって、それを思い出しながらというか、やはりあの頃の「パッチワーク」をこんどはMMDでやってみたらどうなるかな、という感じ。エフェクトも最小限、モーションも借り物で、画面そのもので見せる感じの動画に戻ってみた、というのかな。言葉がうまく出てきませんが…。   
   
では恒例コメント返し、行ってみましょうか。今回コメレスが長いので格納しました。読みたい方は「続きを読む」からどうぞ。   
   

 

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2012年7月 7日 (土)

最近動画報告

ずいぶん長いこと、このブログで動画の話をしていない気がする(たしかMMD杯爾来だったか)ので、ここらでパパッと新作解説・コメ返ししていこうと思います。なんか最近ブログ書くのもおっくうになってきてしまいましてん… もはや末期症状だんべよ。ではさっそく、行って見るとしませうか。   
   
    
過日開催された、「第二回七葉1052式作品展」出品動画。べつに「何がつくりたい」というわけでもなく、ただ気侭に、「参加したくなったからしたよ」という動画です。説明文にもあるように、じつは似ても似つかない元ネタが存在しますが、夢をぶち壊されたくなかったら見ないのがいいでしょう笑。「虎の児をうばう者には難来たる、女の夢をうばう者にも難来たる」とは、ふるいペルシャのことわざです。ぼくは好き好んで難を探しに行くようなてんkマゾプレイ好きではないのでね。そして投稿時の説明文を考えるのが面倒くさくて放置していたら、いつのまにか夏になっていたという話。あ~あ。   
   
   
    
続いてこちら。去年の末に上げたアイマス動画と同じコンセプトのものです。MMD上でぼくが得意とする、いわゆる実写合成の動画ですね。それをMMDアイマスモデルでやったものです。で、前回千早でやった際(わがマイリストの、去年末のほうにあります)は特に目的もなく、ただ「こういう画像できたーよ」の羅列でしたが、今回はそれにストーリーを付与してあります。まぁストーリーちゅうてもたいしたもんじゃないですがね。Eランクの入り口かそのぐらい (ぼくの得意な分野でたとえるなら、まあF3からF2へスッテプアップしようとするあたりかな。いわば駆け出しの駆け出し) で引退することになった春香 (このへんは無印版アイマスやってる人じゃないとわかりにくいかも) のイメージです。で、不憫に思ったか何を思ったか、プロデューサーが最後のひと仕事として、ふたりだけの写真撮影の旅に。この場合、背景画像やモデルやポーズを決めるのはぜんぶぼくなので、けっこう感情移入して作っておりました。で、写真のノリというのも最初はこう、うつむき気味というか、あんまり「目線貰ってない」カットが多いのですが、これもいわば初歩的な感情表現のつもりです。だって楽しい仕事であるはずがないでしょう、特にナイーブな春香にとっては。見かねたPがまあ、ここは何か甘言でも使ったのでしょうが (「はるるんの笑顔は世界一ィィィ!」とかじゃなかったことを祈ります。イメージとしては「泣いてる春香なんか見たくない、云々」てな感じかな) 、なんとか最後に、「笑った」写真を撮るわけです。というのが話の大筋 (無駄に長ぇ…) 。ところがこの設定、じつは例によって作ってる最中に考え付いたものなので、写真の配列がうまいこと時系列順 (泣き顔→笑顔) になっておりません。そこはまあ、Pが最後にちょっとシャッフルした、ということで納得してあげてくださいな。ちなみにBGMの周杰伦という人は、「中国語のポップを聞いてるヤツならみんな知ってる」「知らなきゃモグリ」というほどの存在です。台湾のボン・ジョヴィとでもいいましょうか。興味のある方はYouTube中心に探してみるのもいいでしょう。   
   
>質感凄いな   
MMEのHLシェーダーをかけて出力し、そこからさらに例のトイカム・エフェクトをかけたものなので、写真によってはかなりちがった質感表現が出ていることでしょう。いわば「TopGearマガジンのジャスティン・ライトン (Justin Leighton) のHDR風写真」のような、「この人の絵にこの味あり」的な、アイデンティティーのつもりです。   
   
>海外から!?   
イエス、ケストレル。青野さん、安らかに… (まるきり動画の話題じゃないやこれ) 。   
   
>何故か泣ける・・・(´;ω;`)   
フンス (ドヤ顔   
   
>フォトジェミかぁ   
「フォトジェミ」。長年来の当ブログ読者 (そんな人いるかなぁ…笑) ならよくご存知の、「フォトジェミック」です。しかし今回はミクじゃないですからねえ。いっそMMDの写真合成をすべて包括して「MMDフォトグラフ」とか、そういう名称があれば便利なのですが、今のところあまり浸透してないようです。   
   
>街って色んな顔があるんだな   
いつもなら何気なく見過ごす風景も、シャッターごしに見れば絶好の被写体に早変わり。とはいっても、じつは素材写真は自前ではないのです。フリー素材サイトからあっちこっち引っ張ってきました。なので場所はおそらくバラバラです…。   
   
>台湾の歌手なのか   
イエス、ケストレル(2回目)。商業主義というか、そういった通俗的なものに流されず、質のいい曲を量産できる貴重なアーティストです。   
   
   
    
お次はこちら。東方界隈で有名なMMDモデラーである「にがもん」氏の手になる魔理沙モデルの公開記念です。ようするに「いちはやくモデルを使ってみたい」ということと、今後の動画製作も考えてカメラ映りなどをチェックするのが目的です。とはいってもまあ、基本的に筆不精・PC不精・MMD不精なぼくがこういうフットワークの軽さを発揮するのはめずらしい部類です。自慢にもならぬ癖ですがね…。換言すれば、それだけこのモデルの魅力度は高かったといえるでしょう。昨今、MMDモデラー界隈もなかなか大変なようですが、こういった上質なモデルはなくならずにいてほしいものです。音楽は武井侑人「Cubic Lustre」、GT5のメニュー音楽として収録もされている曲です。ラウンジにしてはかなりダンサブルというか、アップな曲ですねえ。大好きです。そのほか、今回はちょっとエフェクトで遊んでます。動画がバラけた感じに見えたらそのせいでしょう。   
   
>独特なカメラワークがクセになりそう…   
カメラはじつはダンスモーションに付属のものをセットして使っただけです。ただ、そのまんまじゃなくあちこちに修正を入れたりしてますがね。「付属カメラモーション」のものと「独自カメラモーション」のもの、2本のAVI素材を別々に出力という、いやもうなんとまあHDDを圧迫する作業でありましたとさ笑   
   
   
    
そしてこちら。「第四回東方ニコ童祭」参戦です。東方ニコ童祭というのは、「決められた期間 (2日間) のうちに、なんでもいいからとにかく「東方」メインの動画を上げて参加するお祭り」といった趣のイベント。界隈ではMMD杯に匹敵する規模ですが、あちらとちがって順位をあらそったりポイントがついたり、といった特典はありません。したがって勝敗優劣は (すくなくとも表向きには) ないわけです。ただ、やはり大イベントとあらば視聴者数はかなりのものが見込めるので、ここで一旗「SimacherP」の名をあげるチャンス!という、かくもヨコシマな念頭で参加を決意したわけです。   
ところが、ヨコシマな考えで飛び込んだ天罰のつもりなのか、最初に考えていた曲はけっきょく、「長すぎる」ということであえなく廃案。そこで別の曲に乗り換えて、まあ3分半かそれぐらいの尺でつくろうかと思ってはいましたがこれも破綻。最終的に、キープというか、スペアのスペア的なあつかいだったこの曲にはしった、といういきさつがあるわけです。スペアのスペアとはいっても、これも気に入ってる曲ランキングの上位にはちがいないのですがね。Origaさんは攻殻機動隊のサウンドを多く担当していまして、それで知りましたが、けっきょくこの人のせいでロシア語に手を染める (といってもアルファベットとキリル文字の対照ができるようになったぐらいですが) 羽目に。もの悲しく歌い上げる感じの、じつに好みの曲風です。ここの「川」って三途の川のことかな。そうだとしたらアリスよりかは小町っちゃんのが似合う気もしますが、ロシア語できそうなキャラでまっさきに浮かんだのがアリスでした。投コメにて歌詞字幕もついてます。翻訳は自分でやったんで、いろいろとおかしいところがあるかもしれませんがそこはどうか寛大に…   
   
>次はレース動画かと思ったのにw   
残念!さやかちゃんでした! という冗談はさておいて、ここの「レース動画」というのは、ぼくが一時期つくろうとしていた、F1カーの紹介動画的なもののことだと思います。一時期ツイッターで手広くネタを募集していたので知ってる方もあるかと思われますが、いまのところ製作予定は「未定」のままです。どうやら手数がかかりすぎる様子になって来ておりまして… いずれ、作りたいとは思います、はい。   
   
>SimacherPさんが東方とは、ちょっとびっくり^^   
うーむ、なんかぼくは「ミク動画専門の作者」という見方が多いみたい。べつにいやではないし、知り合いの方の多くがミク関連で知り合ったので必然的にそうなるのでしょう。でもアイマスもよくやるし、最近になって東方に興味を持ち始めた頃なので、もうしばらくは東方中心になるでしょう。そしてふらっとミクやアイマスに戻っていくわけです。われながら節操のない動画人生ですな。   
   
>どことなく神秘的で良いと思う。   
ありがとうございます… 神秘的ですか。考えてなかったですが、なるほど見返してみるとそうでしょうなあ。   
   
というわけで、コメントをくださった皆さん、どうもありがとうございました。引き続きSimacherPをよしなにお願いします。…と普段ならここで記事が終るのですが、今回はちょっと発表があります。第9回MMD杯、参戦の宣告です。とはいっても、もうすでに動画も作ってあげてしまいました。早いですねえ。というのは、前回第8回が諸般の事情でどうもgdgdに終ったため、その教訓を汲んで今回はうんと早く製作に入ったわけです。あつものに懲りてなんとやら、のようですが、まあ遅刻するよりはマシだと考えまして。で、動画は以下。左が予選版、右が決勝版です。   
   
    
   
えー、MMD杯は宗教上の理由や安全への配慮から、期日前に動画を公開することがかたく禁止されております。というわけで動画ページもこんなんです。これじゃどれがどれだかわかりゃしません。マイリストからかろうじてタイトルとサムネはわかりますが…。そこで、ブックマークしておいて公開と同時に楽しみたい方むけに、ここでURLを記すことにしましょう。予選版はこちら、そして決勝版はこちらとなります。これ以外にも動画作るかどうかはわかりませんが、もし作るとしたら決勝だけの参加になるでしょう。第7回のときは元気あったなあ…笑    
   
というわけで、今回のMMD杯もSimacherPの応援、よろしくです。第9回MMD杯、予選は7月20日、決勝は8月17日開幕です。公式サイトはこちらから (今回からサイトリニューアルしましたね)。それでは、ごきげんよう。   
   
SimacherP   

2012年3月 4日 (日)

第8回MMD杯総括

どうも、SimacherPです。今回開催された第8回MMD杯も、さる3月3日・日本時間21時をもって全行程を紹介し、無事閉幕しました。今回もはるかマレーシアから動画を作って意気揚々とエントリー・・・しようとしたはいいのですが、例のPCトラブルのせいで大幅に製作が滞り、不本意ながらいわゆる「Last-Minute Work」となってしまいました。そんな中でも動画2本を作って開催期間内に上げられただけで大勝利、という見方も出来る(・・・のか?)かもしれませんが、結局のところ、やはり前回杯の戦跡を越えることは出来ませんでした。それでも、皆さんの応援のおかげで、目標であった入賞こそなしえませんでしたが、それぞれ「3536再生/120コメント/222マイリスト」、「3212再生/65コメント/104マイリスト」(数字はいずれも大会終了時点でのもの)を達成することが出来ました。ありがとうございました!   
   
    
   
さて、左の動画が今回のいわば「本命」、「ファーストカー」的な存在。製作は急ピッチでしたが、GT5の素材はPCに依存しないので撮りだめできたため、間に合わない、という状況は避けることが出来ました。構図など、一部前回杯のボツアイデアを再利用したりもしています。また、時間のなさ(?)の影響が全体的にカット割り、構図、あるいはクルマショットの多さ(そんなに多くはないと思いますが、私の作品にすれば「比較的」多いほうですね)に出ていたりしますね・・・次回こそはまともなものを出さなければ。   
   
解説的なことを書くと、この「An Anxious Object」というタイトルは、BGMの"Ouroboros"を演奏しているバンド「Mouse on the Keys」(日本のインストバンド。日本ではぜんぜん知名度がないようですが、もっと評価されたいバンドです。筆者的にSpyro Gyraが日本チックになった感じでしょうかね)のアルバム名からとっています。動画説明文にもありますが、「Anxious」というのは英語で「気がかりな、心配な」という意味で、Anxious Objectはすなわち「気がかりな物体」。これはつまり写真の「中にいる」ミクさんのことでもあるし、或いはところどころ、ミスマッチに配されたレーシングカー、スーパーカーたち(例・冒頭で人ごみの中にたたずむ全日本仕様GT-R)のことでもあります。いわゆるパーシャルカラー、白黒の背景の中でクルマだけ・ミクだけがカラーで浮き立っていたり、ミクのカットがほぼすべて全身を映したもので、なおかつ多くが「目線」をもらっていない、というのも、この「Anxious」の延長線上の演出です。・・・で、種を明かしますと、冒頭でいくつか出てくる「白黒→マシンだけカラー化」の演出は動画ファイルを出力する直前になって考え付いたもので、「Anxious」云々のくだりはMouse on the Keysへのインタビュー記事(ネット上のどこか。Mouse on the Keysでググれば割とすぐ出てくるはず)から着想を得ています。それと、レースカーがいっぱい出てくるのは、いつぞやの動画だったか生放送だったかで、「こういう動画にレースカーは似合わない」という意味のコメントをされて、レースカー好きな筆者が躍起になっただけです。要するに、あんまりごちゃらごちゃらと裏でコンセプトを練りすぎると受けない、ということですね。ただ、この「Anxious」の考え方、演出は自分でも結構気に入ってるので、またいつぞや引っ張り出してくるかもしれませんね。というわけで、コメント返し行ってみましょう。   
   
>変態画質!   
一般会員の上限・600KBpsの範囲内で、音割れ覚悟の画質552/音質48です。ためしにエコノミーモードにして視聴してみたところ、音質はひどい有様でしたが画質さんはちゃんとがんばってくれていました。音MADとかではないので許してや? 城の内・・・   
   
>色が変わるところとかハッとさせられる   
がっかりさせて申し訳ないですが、上記のとおりあれは臨時に考え付いたものです。お褒め頂き恐縮です。   
   
>庭先にレース仕様のGT-Rとかw   
あったら素敵だよね。   
   
>GT5に、ミクZ4が収録されていれば・・・   
S-GT・GT300で活躍中のあれですね。あったら面白いかもしれませんが、出ても私の動画ではちょっと使わないかもしれません。ああいう手合い、苦手でしてね・・・。   
   
>RX-8が無い・・・だと?   
あ、忘れた・・・。そもそもまだRX-8って買ってなかった気がするなあ。787Bなら持ってるんだがな・・・。   
   
>カラーだとモデルのほうがコントラストきつい時があるね   
そうですね、MMDモデルは一般的に現実世界の物体と異なる光の当たり方みたいな感じです。ただ今回、うしろのGT5写真を調整して(やり方は当ブログの過去記事で解説してます。これの一つ・二つ前のですね)いるので、MMEとあいまって多少は中和できたはずです。いかがでしょうか。   
   
>クルマは実写だよね?   
いいえGT5です。   
   
>本当はくっきり影(筆者注・MMD出力したミクさんの影のこと)はできないけどね   
そうなんですよ・・・本当はフォトジェミック画像一枚作るたびに地面影をぼかす作業が入るんですが、今回かなり焦っていたため、最終作業をしていないまま上げちゃった写真が若干、存在します。平にご容赦を・・・   
   
>そういう現実世界とのズレで仮想世界ということに気付いてしまうんだよな   
タイミング的に上のコメントへのレスポンスでしょうか。これってやっぱりどこかで気づかせたほうがいいのか、それとも完璧に「仮想世界のにおい」を消したほうがいいんでしょうか? どっちもどっちでなかなかいい気がしますが・・・。   
   
>Mouse on the Keysはもっと有名になってもいい   
まったくです。今まで2枚しかアルバム出してないですが、私の中ではもうすでに日本で一、二を争うインストバンドです。早くブレイクして欲しいものですね。   
   
>MMDというよりこの人のセンスがすばらしい   
うっひょおおおおおおおおおおきたこれえええええええええ(ry ・・・えー、すんません。非常に歯の浮くコメント、ありがとうございました。   
   
>マレーシア在住の千早スキーのはず>simacherp   
私が何者であるかとの質問に対する回答ですかね。そのような質問コメは見当たりませんが、合ってるといえば合ってます。現在MMDにシフトして活動しているので、誰か大百科の内容とか編集していただけると助かります。アイマス動画は・・・またネタが浮かんだ時に・・・? あ、でも千早スキーは継続してますよ。   
   
>この動画をフォトフレームに入れてボーっと眺めたい   
HD版がYouTubeに上がっている(URLは動画説明文内)ので、それをDLしてPSPとかで眺める、ってのはどうでしょうか。その辺あんまり詳しくないんでこれ以上アドバイスはいたしかねますが・・・。   
   
>CGと実写の境目がわからん・・・(後略)   
ありがとうございます。他にも似たようなコメントをしてくださっている方が何名かいましたが、この科白って、フォトジェミックに限らず、実写合成的なことをやっているすべての人に対する、最大限度の褒め言葉じゃないでしょうか。   
   
さて、次の動画。グリーンデイの「アメリカン・イディオット」のダンスPVを以って、東方MMD-PVの処女作(MMD静止画なら、これより前にも作ってますが、例によって埋もれているし、掘り起こす気もあんまり無いのでここではとりあげません)とした作品です。作品といっても、原曲を聴いていて「じゃあこんな動画どうだろう」という感じで思い浮かんできたのをそのまま上げただけなので、山なし落ちなしです。こんなんで出場しても100以上マイリスしてもらえるのがMMD杯のすごいところ、ですね。実はこちらの動画もYouTubeにHD版が上がっているので、動画説明文から見に行ってみてはどうでしょうか。では以下、コメント返し行きましょう。   
   
>このダンス、けーねのスカート勿体無いね 足の動きがいいのに   
そういえばそうかもしれません。特に慧音はロングスカートなので、足がほとんど隠れる服装です。破綻を抑えるのにけっこう気を使いましたが、破綻するような衣装にはもとから向いてない、ということでしょう。それを考えると、このモーションはそもそも「スカート向き」じゃなかったのかも。   
   
>画質が厳しいな   
この動画、上のとビットレート配分が違うんですが、やっぱり一般会員の厳しさでしょうか。以後は552/48で統一したほうがよさそうですが、それだとエコノミーで音割れが・・・悩ましいところです。   
   
>カッコいいのに、なんだろう? 何か足りない気がする   
>けーねの表情はもっと弾けてもよかった/表情あるといいな   
>悪いところが無く、しかし遊びも無いのでモーションすごいで終わってしまうかな   
実質、下の一文でほとんど答え出てますね・・・汗 あんまり後先考えずに作ったせいで「遊び」に何を入れるか考える余裕がありませんでした。着想からうpまで24時間以内で仕上げるとこうなる、という典型例ですね。次こそは構想段階からまじめに作ったPVを出したいものです。今の台詞が何か変なフラグにならないことを切に祈ります。   
   
>この曲ピー音がない?あったような気がするのに   
YouTubeで見つけてきた音源ですが、ピー音入ってませんね。ニコニコ版は入ってたはず。   
   
>カメラワークや効果は好きだなwシンプルisベスト!   
シンプルイズベスト、ジョン・バーナードイズムの極致。いいですねえ、大好きです。だから動画も伸びません(笑   
   
>ダンスはオリジナル?トレース?   
「親作品」設定欄にもありますが、根性Pの配布モーションをお借りしてございますだ。プラスちょいちょい破綻修正、ですね。   
   
>本選リスト真ん中あたりだし過疎るのは仕方ない   
ほほう、つまり次回杯の作品は来週うpしよう、ということですか。先んずれば人を制す、ですね。   
   
というわけで、今回杯はホップ、スッテプときてジャンプの段階でけっ躓いた形になるわけですが(かっこ悪いなあ・・・笑)、この状況、まさに2007年入賞、2008年優勝ときて、2009年チャンピオン、のところで盛大にコケた旧・BMWサウバー、あるいはこれまた最後で躓いたジャッキー・スチュアートの「スチュアート・フォード王座五カ年計画」に通ずるものがあります。その後サウバーはフェラーリエンジンを得て中段に返り咲き(それ以前の戦跡を考えると逆戻りか・・)、スチュアートはジャガーと名を変えレッドブルに買収されチャンピオン街道まっしぐら。むろん筆者としては後者を期待したいですが、その辺は次回杯までとっておきましょう。それでは、次の動画で会いましょう。応援、ありがとうございました。   
   
SimacherP

2012年2月28日 (火)

アドバンス・GT写真講座 その2~ミクさん合成編

ご無沙汰です。さて、講座第2回は「GT5で撮った写真にキャラクターを合成しよう」という趣旨のもとでお話ししたいと思います。以下の講座内容は、一部昨年に書いた記事の内容とかぶるものがありますが、時間の経過とともに筆者の編集能力やPCスペックが格段の進歩を遂げたため、プロセスによってはほとんど別物ともいえる内容となっています。前回記事を読んでくださった方も、アップデートのつもりでこちらの記事を読んでみることをお勧めします。   
   
まず、その1で使用した編集ソフトに加えて、ニコニコ動画でつとに有名な「MMD」(MikuMikuDance)というソフトをDLする必要があります。ダウンロードはこちらから。最新版の「V7.39dot」と少し古い版の「V5.24」があります。基本は各種周辺機能が充実している最新版(DirX11世代向け)を使いますが、グラフィック性能が心もとないPCの場合、DirX9向けの5.24を使用することもあります。筆者も旧PC時代は5.24を使っていました。   
   
読み込ませる(合成させる)モデルは必ずしも誰でなくちゃいけない、というのはありません。好みで選んじゃってOKです。ニコニコ動画「MMDモデル配布あり」タグや、VPVP Wikiの「モデルデータ」欄から、各種サードパーティー製データが無料でDL可能です。ミク以外のキャラモデルも充実しているので、クルマ同様、自分の好みで選んじゃってOKです。ただ留意したいのは、モデルによって写真合成との相性の良し悪しの差が激しいこと。たとえば、MMDソフト本体にミクはじめボーカロイドキャラ一式のモデルデータが同梱されていますが、これらのモデル(モデリングした人物の名称をとって「あにまさ式」と呼ばれています)はお世辞にも「馴染みがよい」とは言えません。ミクモデルの場合、特に「1052式」シリーズ(かなりたくさんバリエーションがありますが、一部配布終了・限定配布のモデルもあるので注意)、「Lat式」シリーズがこれらの用途において双璧をなす存在です(ニコニコ動画の「フォトジェミック」タグにて検索すると、幸せになれるかもしれません)。最近ここに「らぶ式モデル」や「Divaぽいど」などの新兵が加わってきていますが、やはり前者2つの優位は大きいです。いわばマクラーレンとレッドブルですね。ここで絶対に注意してほしいのは、モデルごとの利用規約(DLしたセット内のReadMeファイルに書いてあるもの)を遵守した使用をしてくれ、ということです。基本的に「モデルデータの再配布」は厳禁。また、「R-18的」な絵面での使用も、OKな人とダメな人がいるので留意が必要です。   
   
説教くさい話は終わりにして、早速作業に入りましょう。MMD上の合成作業を行う場合、まず一枚GT内のマイドライバーを同じアングル・設定で撮影したものを用意します(カメラ位置選択画面で三角ボタンを押して、ドライバーを写すかどうかを切り替えられます)。この時使ったレンズの数字(50mmとか80mmとか)を覚えておきましょう。一枚撮ったら、そのままの設定(何もいじらない)でセレクトボタンを押し、ドライバーを視野外に退出させます(セレクト→スタートで移動する対象をクルマ・ドライバーで切り替えられます)。画面内にドライバーがいなくなったら、シャッターを押してもう一枚、同じ構図のものをとります。ピント対象であるドライバーさんが退場してしまったため、画面中ピンボケで変な感じの写真が出てくると思いますが、かまわず保存します。PCに取り込み、「その1」で解説した要領でフィルターがけを行い「リアル化」してやってください。    
   

       

021さて、ここからMMD上の作業が主になります。先ほどの写真をD&DでMMDに読み込みます。左図でも、「同じ構図でドライバーありとなしの写真」を連続で撮影しているのがわかります。   
    
    
    
    
    
    
   

       

023ここで左図中、赤丸で示した部分(筆者はMMDを英語で使っているのですが、日本語でもレイアウトそのものは同じのはず)のスライダーで「画角」を調整します。この「画角」ですが、ようするに「レンズのゆがみ効果」を調整するものと考えてしまって結構です。Wikipediaの記事に、レンズの焦点距離と画角の関係図表が載っています。今回は85mm(「ポートレートレンズと呼ばれるくらい、人物写真に適したレンズです。中望遠の範疇に入ります)なので、対角線画角28.5度、スライダー上では29度に設定します。レンズの焦点距離をいちいち覚えるのは大変なので、たとえば「50mmと85mm」というふうに、使うレンズをあらかじめ決めておくのがいでしょう。筆者は32・50・85mmの3種類を使いまわしています。GT5・フォトモードのレンズは14mm~500mmまで自由調整できるすぐれものですが、あんまりレンズがばらばらだと、あとで画角を合わせるのに苦労することになります。    
   
023さて、次はモデルの読み込みです。画面左下、茶色い選択ボックス内の赤丸で示したボタンをクリックし、読み込みたいモデルデータ(pmdないしはpmxというフォーマットのもの)を選んで開きます。今回は無難に「Lat式」さんにご登場いただくことにしましょう。このモデル、きれいなことは確かなのですが、ちょっと色彩が平版的(胸の話じゃないよ)で、初心者には使いにくいかもしれません。かくいう筆者もちょっと敬遠ぎみですが、「かわいい」という必殺技の前には勝てんでしょう。    
    
    
   
024読み込み直後の画面がこんな感じです。図中のタブメニューを開き、矢印で示したふたつのメニューを操作します。上のもので座標軸を消し(これを消し忘れると、できあがった画像にしっかり出力されてしまうので注意)、下のものでスライダーを呼び出して、モデルのエッジ(黒ふち)を「0」にしましょう。「0」でモデル細部が見づらい場合、MME(後述)でなんとかするか、エッジを0.3~0.5くらいかけてやりましょう。    
    
    
    
   
026さて、モデルさんにポーズをとってもらう番です。といっても、何から何まで自分でやる必要がありますが・・・(いちいち付け方を説明している時間がないので、その辺は各自で探してみてください。不親切ですいません)。1の赤丸は表情をつける欄。モデル読み込み時点でのデフォルト表情のままでもかまいませんが、状況によって表情を変えたり、笑顔の出し方を調整したりする作業で、完成度がより高くなります。ひととおりポーズ・表情をつけて、満足のいくものが出来たら、2の赤丸で示したプルダウンで「カメラなんちゃら」(要するにMMD内のカメラの制御ですね)を選択します。    
    
   
028ここで、GT内で撮っておいた「ドライバーあり」のほうの画像を小さいウィンドウで開いて、いわゆる「二窓」状態にします。両者を見比べながら、赤丸で示した部分をマウスでドラッグし、MMD内カメラの位置・回転をいじって、極力近づけます。ドライバーあり写真がないと結構苦労するのですが、物理的にドライバーを配置できない場所に合成したい場合など、参考画像なしに勘であわせていったりもします。モデルのポーズや表情でボロが出ていたら、上のプロセスに戻って調整します。あるアングルで無問題に見えていたポーズ・表情が、角度を変えると見栄が悪くなるというのは、実はよくあるパターンです。    
    
     

029カメラあわせが終わったら、赤丸で囲った部分のスライダーで光の色を調整します。RGBそれぞれを強めたり弱めたりして、元画像に近づける作業です。勘と視力、そしてPCのグラフィック性能(笑・・・)がものを言います。   
    
    
    
    
    
    
   
030次に、その直下のスライダーで光の来る方向をいじります。地面影が映るショットでは非常に重要ですが、ここの作例はバストアップ構図(下半身のポーズや影をいじらなくていいので、ある意味初心者向けの構図ですが、上体だけで表情を出さなきゃいけないのでなかなか大変でもあります)なので、大まかに向きを合わせる程度です。ここでは説明用に影を表示させていますが、実際はカメラを移動しなくても調整できます(どこへどれくらい移動させたか、を把握していることが前提ですが)。自信がなければカメラをいじって調整し、終わったら元に戻すやりかたで行きましょう。    
    
   
031作業が終わったら、画像ファイルとしてこれを書き出します。その前に、画像内のメニューをクリックして、出力する画像のサイズを決めておきましょう。    
    
    
    
    
    
    
    
   
032GT内の写真は、ズーム「×1」で1920・1080のフルHDサイズ(ズーム「×2」でその2倍)なので、基本、元画像と同一のサイズで出力しましょう。ただ、PCのグラフィック性能によってはフルHDを出力しようとすると真っ黒になって出てくる場合がある(例:筆者の旧PC。グラフィック64MBなり)ので、その場合は1280・720で泣く泣く妥協しましょう。    
    
    
    
 

033図中のメニューから矢印の項目をクリックし、画像ファイルを生成します。   
    
    
    
    
    
    
    
    
   
034ファイル名を適当につけて、出力フォーマットを劣化の少ないpng形式に設定します。出力先はデフォルトでは「MikumikuDance→UserFileフォルダ内」ですが、よそへ出力したい場合ももちろん、自分で変えられます。    
    
    
    
    
    
    
                                 

035ここから、「その1」で紹介した編集ソフト「PhotoCreator SE」での作業に移ります。例によってD&Dで画像を読み込みます。   
    
    
    
    
    
    
    
    

036「暗室」タブから矢印のボタンをクリックして「焼きこみ」ウィンドウを開き、「ペンで編集」をクリックします。モデルの陰影を増強するのが目的です。ペンタブを持っていればそれを使うのが早く済むでしょう。マウスでも出来なくはありませんが・・・。   
    
    
    
    
    
     

038画像をズームして細部をいじりやすくしておき、ブラシの太さを選択して陰影の部分を「描きこんで」行きます。作例では光のさえぎられる部分は赤丸で囲った部分(鼻の影、ほっぺ下部、脇)です。この辺は鉛筆デッサンなんかをやっている人が有利かもしれません。   
    
    
    
    
    
    

039次に「ペイント」タブからブラシアイコン(「こする」)をクリックして、先ほど書き込んだ影の境界を中和していきます。もちろんペンタブでの編集が出来る環境が楽ですが、ないものは仕方がないのでマウスで仕上げます。「重ねがけ」できるエフェクトなので、何回か重ねて境界が目立たないようにぼかしていきます。   
    
    
    
    
   

040「暗室」タブに戻り、矢印で示した多重円のアイコン(「円グラデーション」)をクリックして、顔の部分を囲ってください。   
    
    
    
    
    
    
    
        

041先ほどの「焼きこみ」を再びクリックします。円形範囲内の部分のみに効果をかける際の方法です。効果を少し強め(20~30くらい)に設定して適用します。Lat式モデルは顔が多少明るいので、このプロセスで顔部分の色の「飛び」を抑止するわけです。この状態から適宜、後加工を行なってフィニッシュです。

    
    
    
    
    

以下、欄外補足みたいなものでも。今回の作例は、エフェクト部分以外完全に「MMD」と「PhotoCreator SE」のみで作っています。ここに「MME(MikuMikuEffect)」というソフトを加える人もいますが、このMMEというのは「MMD上でじかにエフェクトをかけられるようにする」もので、たとえばディフュージョンといったフィルタ効果や、モデルにシェーダー(モデル本体のコントラストや明度彩度をいじるエフェクトの総称)をかけた状態で出力できるようになるわけです。特にシェーダーを使うと、モデルの質感ががらりと変わることも多く、上手く使えば完成度が飛躍的に高まります。欠点は要求性能が割りと高いことで、確かグラフィックが数百MBくらいないと動かないものだったはずです。1GBくらい確保しておけば問題なく動くものと思いますが・・・。使いたい人向けに書いておくと、このうちMMDの合成写真製作に有利になると思われるものは「HL-Shader」(ハーフランバートシェーダー、モデルの質感をソリッドにする)、「AdultShader」(モデルの色彩を高くする。MMD本体側で光を調整してやる必要あり)、「Diffusuon」(拡散フィルタ、ソフトフォーカスっぽい絵を作りたい時に)あたりでしょうか。肌の色が白飛びしてしまうようなモデルにHLシェーダーを使って、少し陰影を強調することでエッジ0で使えるようにする、といったことも可能です。ちなみに、どうしたことか「Lat式」モデルはシェーダー系エフェクトを読み込むと無残な結果に終わるので注意しましょう(フィルタ系はOK)。   
   
さて、これにて2回にわたるGT写真講座を終わります。ご意見、感想、質問などありましたら、コメント欄に書き込んでいただければ回答します。以上、SimacherPがお送りしました。   

2012年2月23日 (木)

アドバンス・GT写真講座 その1~写真加工編

どうも、SimacherPです。今回、MMD杯にみたびGT関連素材を用いて参戦したのにあわせ、当ブログ読者の皆さんに感謝の印として「GT写真をリアルに見せる方法」なるものを執筆したく思います。前後編構成とし、前編(この記事)では私の後加工のやり方、後編ではわがMMD杯動画で使用されたような、ミクとGTの合成画像の作り方を解説していきたいと思います。   
   
まず、使用するソフトウェアです。基本的に、トーンカーブが調整できるソフトなら何でもかまいません。フォトショップでもいいですが、新規に購入すると少々、高すぎるのが難点ですね。ここは、「PhotoCreator SE」というフリーのソフトウェアを使用することにします。編集・加工になかなか使えるソフトです。ダウンロードはこちらから出来ます。   
   
さっそくGT5ソフトを起動して撮影に入る前に、いくつか撮影上の注意点を。まず、フォトトラベルなどで静止したクルマを撮る場合、「絞り」に気をつけましょう。「f/2.8」という風に書いてある数字が絞り値と呼ばれるものですが(デフォルトは4.0)、これは上げれば上げるほど背景までくっきり映りこんだ写真が取れます。しかし、クルマの写真を撮っているのだから、見せる側としてはクルマ本体に見る人の視線を集中させなくてはいけません。背景がくっきり映りこんでしまっていると、それが見る人の注意力を分散させてしまいます。レンズ50mm以下では2.8くらい、それ以上では4.0から5.6くらいを使うのがいいでしょう。上手い具合に背景がボケて、クルマが引き立ちます。   
   
また、走行シーンを撮影する場合、シャッター速度をなるべく下げましょう。「1/250s」という風に書いてある数字ですが、これは「フィルムに光が当たっている時間の長さ」をあらわす数値です。流し撮りのモード(カメラ画面→三角ボタン)で「モード3(2でもOKでしょう。1は使わないことです)」を選択すれば、最低値の1/60秒でもOKです。というか、GTの場合、1/125以上で撮ってしまうと「動き」が見えなくなってしまうので、流し撮りでは極力、シャッター速度を遅く(数字を小さく)設定するのが肝です。    
   

     

005さて、こちらがGTで撮影した画像ファイルを読み込んだ状態です。一部ファイル名に特殊な文字(ウムラウトとか)が入っていると読み込めないので、ニュルブルグリンク/リエージュ/コートダジュールで撮影した写真は、あらかじめリネームしておく必要があります。

     

 

      
    
   

006ここで「修正」タブをクリックし(赤丸の部分)、「自動色補正」アイコン(赤矢印)を一度クリックします。ソフト側で自動的にある程度、色調補正をかけてくれます。多くの場合、画像の明度・彩度がアップします。ただ、時々明るくなりすぎて色が飛んでしまうこともあるので、そんなときはCtrl/Zで元に戻して、この機能は使わないようにしましょう。   
    
    
    
    
   

     

007補正をかけたところ。明度・彩度ともにアップしています。次に、「トーンカーブ」アイコン(矢印)をクリックしてください。   
    
    
    
    
    
    
    
   

     009

まず、赤丸のプルダウンメニューを開いて、項目「RGB」が選択されていることを確認します。次に、白いパネルの上にある操作ポイントをマウスでドラッグして動かし、「S字状」になるように調整します(左図、青ライン)。もっとも、RGBはこんなに極端にいじることはまれで、大体は多少、上下に移動するだけですませます。GTのフォトは総じてコントラストが低く、トーンが平版的なので、この操作で色調を上げてやるわけです。ここではあまりバランスを崩すような補正はかけず、あくまで元の色彩プラスアルファ程度に抑えておきましょう。   
    
    
   

     

010次に、プルダウンメニューを開いて「明度」をクリックします。その上の「初期化」ボタンを押してトーンカーブを元に戻し、あらためて形状を調整します。ここでもS字を描くように調整しますが、RGBのときよりも振れ幅を大きくします。一般的に、上げる曲線(左図パネル部分右側)は控えめに、下げる曲線(同左側)は大きく下げます。操作ポイントが接地するくらいまで低くしてかまいません。GT写真は生の状態だと、特に「黒」の発色がよくないので、こうやって黒い部分をつぶしてやるわけです(実車の写真でも、タイヤとホイールハウスのスキマなんかは黒つぶれしていますよね)。   
    
   

     

011同じ行程で「彩度」をクリックします。今度は両方の操作ポイントをx軸に交わらせるくらいに大きく動かします。上のプロセスで彩度が落ちているので、赤や黄色といった色をここで「戻して」やるのです。反面、背景の彩度(プレビュー画面赤囲い)は落とすことで、見る人の目をクルマに引き付けます(写真によっては下げる側の調整がほとんどいらないこともありますし、逆またしかりです。この辺の判断はケースバイケースですね)。   
    
    
    
   

     

012次に、左のパネルで「フォーカス」(V字状のアイコン)をクリックし、出てきたウィンドウで「フォーカス」をプラス4(右に一クリック)、「粒状化」をマイナス4(左に一クリック)に設定します。絵をシャープにするためです。   
    
    
    
    
    
    
   

     

013続けて円形の「色調補正」アイコンをクリックします。この辺の調整は任意ですが、この写真の場合、最終調整として「鮮やかさ」をプラスし、「硬調」側に一クリック動かします(コントラストアップ)。その他、色の調整は必要と感じたら行ってください。もちろん、必要ないときもあります。   
    
    
    
    
    
   

     

014さて、このままでも独特な雰囲気をもった加工写真の出来上がりです。ただ、構図の関係などで「もう一味、プッシュがほしい」といった場合、続けて「暗室」タブをクリックします。   
    
    
    
    
    
    
   

     

015ここでは、おもに「色温度」を調整します。温度計のアイコンをクリックして、操作画面を呼び出します。プラスで青っぽく、マイナスで黄色っぽくなります。ここではマイナス2に設定します。   
    
    
    
    
    
    
    
   

     

016次に、カメラのアイコン(そのまんまですね)で「カメラ効果」をいじります。「セピア」を選択し、効きを「1」にします(2や3ではちょっとくどく感じます。特に上で色温度をマイナスに振っている場合)。   
    
    
    
    
    
    
   

     

017さて、満足のいくものに仕上がったら、画像を保存します。Ctrl+Sで左画面のような操作パネルが出てきます。画像の容量をあまり大きくしたくない場合、クオリティを少し落としてみるといいでしょう。   
    
    
    
    
    
    
   

     

NBR2402最終的な作品がこちらになります。色温度調整+セピアをもう少し強くかけて、色調補正で赤や黄色をもう少し強くすれば、夕暮れ時のような色彩を再現することも出来ます。   
   
   
   
   
   
   
   
いかがでしたでしょうか。他に私が加工したGT写真類はこちらのFlickrページで見ることが出来ますので、参考にしてみてください。さて、後編では、MMDを使ってキャラクターを合成する方法をご紹介します。乞うご期待。

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    ソビエト時代の東側諸国におけるモータースポーツ活動について書かれているたいへん誰得なブログ (褒め言葉)。この辺の史料を日本語でまとめたサイトって史上初かもしれません。
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